心を解き放つ:自分を許すことで得られる癒し

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

ストレス
日々の生活の中で、私たちはさまざまなストレスや悩みに直面。
私たちの心には、知らず知らずのうちに傷がついてしまうことがあります。
その中でも、自分自身を嫌うことが原因で抱える悩みは深刻。

この文章では、そんな心の傷を癒すためのヒントをお届けします。
自分を許すことで得られる癒しの力を、一緒に探ってみましょう。

自分を嫌うことの影響

あなたもこんな経験ありませんか?
自分自身を嫌うことで悩み、仕事を辞めたり、迷ったり、自信を失ったり…。

まるで真っ白なキャンバスに小さな黒い点があるようなもの。
無限の可能性を持っているのに、小さな汚点ばかりが気になってしまうのです。

自分を傷つける感情

意外かもしれませんが、自分が率先して自分を攻撃している。
そう、自分が自分を最も深く、えぐるように一番傷つけてしまっている方がとても多い。

中でも「絶対に許せない」という感情もその一つ。
もし、そんな感情を抱いているなら、一度自分と向き合ってください。

「絶対に許せない」感情を持ち続けることこそが、繰り返し自分を傷つけているのは思い出。
呪縛に縛られてしまった自分こそが、心に深い傷を負わせていることになるんです。

「絶対に許せない」と思う時間に命を費やしている

視点を変えると「絶対に許せない」という相手や出来事のために、あなたの大切な命の時間を使っているということ。
「絶対に許せない」ということを思い出すことは、「絶対に許せない」思い出のために、あなたの時間と命を消耗している。

それこそが命のムダ遣いなんです。

残念なことに、あなたが「絶対に許せない」と思っていようとも、相手はすっかり忘れていることのほうが多いんです。

許しの力

心の傷を癒すためには、自分の心を「許す」こと。
相手を許すのではなく、相手から受けた傷を引きずり続ける自分の心を許すこと。

そして、過去の呪縛から自分を解放することが大切。
そうすることで、心の傷は癒え、大きく成長することができるのです。

謝罪の意味

また、相手に謝罪を求めることで心が晴れるわけではないことを理解してください。
謝罪は相手が罪悪感から解放されたいがための行為。

「絶対に許せない」という感情を抱かせた相手から謝罪を受けても、あなたの気持ちが晴れるとは限らないんですよねぇ。

その上、あなたの何かしらのストレスが高まっているなら、相手を糾弾することで感情が増幅してしまうことのほうが圧倒的に多い。

真の許しとは

本当の意味での許しは、相手の行動で傷ついた自分の心を解放し、自分自身の心の呪縛を解くことなんです。

あなたは自分が作り出した心の呪縛に気づいていますか?
もし、「絶対に許せない」という気持ちが繰り返されるのでしたら、産業カウンセリングを受けることをオススメします。
リラックス

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鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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