職場で自信を持つための自己表現力の秘訣
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
世の中、何が起きるか分かりません。
そして、自分の人生にも何が待っているか誰も分かりませんよね。
職場においても、予期せぬことが起こることがあります。
上司と部下の関係も、時には予期せぬ出来事に見舞われることも。
ですが、そのような状況になったときの心は大きく動揺します
それは何故かなのか。
理由の一つには、毎日が決まった動作や手順、日課など繰り返ししていることに慣れてしまっていることで、予測外のことに対する行動力が退化してしまうからではないでしょうか。
反対に、日々できることを探して流動する環境に置かれ能動的に動いている人たちに目を向けてみましょう。
こういった方々は、予測せぬ事態に見舞われた場合、やはりこれまでの習慣から能動的に動くことで訓練されいることから、対策に向けて率先して周囲が驚くほどの強さで動いています。
今日は、そんな視点から心理面含めて書いてみます。
予期せぬことへの対応
仕事以外の場面。
特に天災や事故などの予期せぬ出来事に対しては恐怖を感じやすいもの。
他人事ではない気持ちに陥ると、どの方も自暴自棄と悲劇の主人公スイッチをONにしやすくなります。
ですが、それ以外のこと、特に人間関係においては、ある程度予測がつくことが多い。
それは、お互いの行動やコミュニケーションを通じて、理解し合うことができるからではないでしょうか。
部下がミスを犯した場合、想定外の笑えないミスについては、自分の責任が乗ることもあり心がざわつきます。
ですが、そんなときほどこそ心を落ち着ける。
そして原因を理解することに意識を向けることが適切。
なぜそのミスが起きたのか、どのように対応すれば良いのかを主観を横に置き、冷静に捉え考えることで、恐怖心は減少します。
これは、忍耐力を高める訓練の一つです。
上司と部下のコミュニケーション
上司と部下の関係において、最も大切なのはコミュニケーション。
ですが、ここでおさえておかないとならないのは、「正確な情報を正確に“共有”できているか」。
建前の話、自分の考え方を正論化した話はコミュニケーションではありません。
お互いに寄り添う時間を作り、信頼関係を築くことが大事なのです。
上司は部下に対して
話にしっかりと耳を傾けること
自分の経験は横に置くこと
できたことに意識を向けること
自己防衛本能を盾に攻撃しないこと
部下は上司に対して
「自分は正しい、頑張っている」という気持ちを横に置くこと
承認欲求を全面に押し出し防衛しないこと
事実を事実で伝えること
顔色を伺って話す内容を選ばないこと
そして、互いに「聴いてくれてよかった」「話してくれてありがとう」という気持ちが持てるような関係作りが本当のコミュニケーションです。
互いに寄り添う時間
上司として部下と寄り添う時間を作ることは、信頼関係を築く上で要になります。
ざっくばらんな雑談ができる時間を設ける。
時には部下の業務内容や悩みを個別に話せる時間を設ける。
そんな日頃の積み重ねがあるからこそ、早期発見・再発防止となるのです。
また、上司の立場であろうと、部下の立場であろうと人は人。
誰かの期待に答え続けることなど誰にもできません。
もちろん、自分の理想に沿った上司や部下が出てくることもありえません。
ですから、上司が部下の強みや弱みを理解する。
反面、効果的に活用・改善するためのフィードバックを提供することができると思わない。
それは傲慢で押し付けになりがち。
部下となる側も、自分の理想とするスーパー上司や同僚がいるなど幻想にしか過ぎない。
だからこそ、互いの関係構築の努力を相互で行うことが必要だと腹を据えてください。
相互尊重と理解
だからこそ、常に、お互いに尊重し、理解し合うことが必要なんですよ。
自己犠牲の上に成り立った円滑なコミュニケーションは成り立たないと自覚すること。
上司として部下に対して心からの敬意を持ち、寄り添うことで、信頼関係は深まります。
部下も上司を尊重し、誠実に向き合うことで、職場の雰囲気は大きく改善されます。
前向きに、今が一番だと感じられない時
そんな時に、これは貴重な経験だ!
こんな機会をものにしなきゃ!
前向きに捉えると幸せな悩みなんだ。
そんなことを自分に言い聞かせている状態であれば、「前向きに、今が一番だと感じられない」と思う方もいるものです。
人間ですもの、それが普通なんです。
そう言ったときは産業カウンセリングに起こしください。
無理に前向きになろうとせずに、専門家の助けを借りること。
産業カウンセリングはその一つの方法です。
産業カウンセリングは、職場の人間関係やストレスに対するサポートを提供します。
専門的な視点から心理学的手法を元にして論点整理を行うことで、新しい気づきや解決策が見えてくることが多々。
以下のポイントを参考に、産業カウンセリングを利用することを考えてみてください:
産業カウンセリングで期待できること
専門的な諭し方
自分では気づかない問題や原因を専門家がそっと気づきを促す機会を提供。
あなたにあった具体的な解決策を一緒に模索し、客観的な捉え方を育んでくれます。
そして、人付き合いのコツや会話力を向上する機会を提供する場を設けます。
ストレス管理の意識付けと行動変容
職場でのストレスを適切に管理する方法を学ぶことで、心身の健康を保つことができます。
ですが、学んだあとは、実践するのはあなた自身。
そこに大切なのは、“やりたいこと”が“できること”ではないという認識。
人は決断によって行動する生き物。
とはいえ、自分の理想を追うあまり、無理な決断が続かない自分につながることを理解する必要があるのです。
コツと言えば、楽しいことと何かを組み合わせてやり始めるとつづくかなぁ。
コミュニケーションの改善
先ずは自分を知る機会が必要です。
そのためには頭の整理を行い、産業カウンセリングを通じて、気持ちを伝えることが始まります。
そのことが、停滞している思考を活性化することに繋がり、言語スキルが上がり始めます。
そして、発想が広がることで、相手の気持ちを想像する力、事実を事実として受け止めて判断できる力、語彙力が養われます。
そのことで、上司と部下のコミュニケーションの取り方がわかるようになる。
そして、思考の癖による停滞には、産業カウンセラーからの質問から効果的な指針を学ぶことができるようになります。
そして、色々な経験を持っている産業カウンセラーは、あなたの知らない世界を知っているからこそ、思い込みだと分かり、視野を広げる手助けも行うことになるのです。
その結果、産業カウンセリングを利用することで、職場での悩みや問題を解決し、前向きな気持ちを取り戻すことができるようになりますよ。
今この瞬間を大切にし、前向きな姿勢で業務に取り組むこと。
お互いに寄り添い、信頼関係を築きながら、より良い未来を目指していきましょう。
休むことも進むことの一部 ショート動画
https://youtu.be/61v3DRLBp24