コーチングとティーチング、どっちがウケがいい?
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
皆さんは、
松尾芭蕉の句
松尾芭蕉の句《やがて死ぬ けしきは見えず 蝉の声》を聞いたことがありますか?
この句には、短い命の中で力いっぱい鳴く蝉の姿が描かれています。
蝉の地上での命はわずか一週間ほど。
ですが、その短い時間を当然のように、全力で「今」を生きている。
この蝉の生き様に、芭蕉は何を感じ取ったのでしょうか。
実はこの句には、私たちの生き方を見直すための大切なヒントが隠されているように思います。
松尾芭蕉とは?
その松尾芭蕉(まつおばしょう)は、江戸時代を代表する俳諧の詩人。
日本の俳句文化を確立した偉大な人物です。
松尾芭蕉は旅をしながら自然や人々の日常を観察し、その一瞬一瞬を深く味わって短い詩にまとめました。
「古池や 蛙飛びこむ 水の音」などの有名な句を詠み、シンプルな中に豊かな感情と哲学を込めた作風が特徴です。
芭蕉は、自分の詩を通して「いま」「ここ」に意識を集中することの大切さを説きました。
人生の儚さや自然との一体感を感じ取り、彼の句は今でも多くの人々に愛されています。
蝉の短い一生に学ぶ「今」の大切さ
さぁ、話をもとに戻しましょう。
蝉は、土の中で数年を過ごし、地上に出てからはわずか一週間しか生きません。
ですが、その一瞬に全てを懸けて、天地を揺るがすような大声で鳴き続けます。
その姿から学べるのは、過去や未来にとらわれない姿勢。
「今、この瞬間」に集中することの大切さ。
私たちも、過去の後悔や未来への不安に囚われることがあります。
ですが、どんなに考えても、実際に生きているのは「今」だけ。
だからこそ、この一瞬一瞬をどう生きるかが重要なんです。
未来も、過去も、触れられないもの。
どんなに悩んでも、どこまでいっても「いま、ここ」に戻ってくるしかありません。
今の自分をしっかりと感じながら生きることが、充実した人生に繋がるんです。
「忙しい」を言い訳にしていませんか?
私たちの生活は、いつも「忙しい」で溢れています。
朝起きて、仕事や家事をこなして、気づけば夜。
そんな日々の中で、私たちの心はどこか遠くへ行ってしまいがち。
意識を向けることは、その「忙しい」という言葉。
ただの言い訳になっていませんか?
今この瞬間、心を取り戻してみましょう。
目の前のことに集中し、味わってみるんです。
例えば、朝のコーヒーの香りや、外の風、家族との何気ない会話。
忙しさに流されていると見逃してしまう、日常のささやかな幸せがそこにあります。
「今、ここ」に心を置くことで、私たちはもっと豊かな時間を過ごせるんです。
毎日を「特別」に変えることはいつでもできる
人生はまるで花が咲いて散るようなもの。
私たちも、いつか終わりが来ることを忘れがち。
ですが、だからこそ毎日を大切にしたいものです。
私は花が咲く一瞬一瞬を楽しむように、一歩一歩を丁寧に味わいながら生きていきたい。
あなたはどのような生き方を思い描いていますか?
毎日の何気ない瞬間を、ただ「こなす」のではなく、「楽しむ」こと。
そうすることで、いつもの日常がもっと特別なものに変わるかもしれません。
そして必要のないことは未来の不安にとらわれること。
今という瞬間をしっかりと感じながら生きていきましょう。
そして、今日も一日、一歩一歩を楽しみながら進んでいきたいものです。
「今、ここ」を全力で生きる ショート動画
https://youtu.be/OUzh2lMn9Ro