テクノロジーの活用で顧客との良好な関係を築く
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
目次
近頃、企業や個人を狙った取材商法の営業が増加しているのをご存じでしょうか?
この手口は一見すると魅力的に見えるため、うっかり対応してしまいがち。
ですが、実際には無差別に送られている営業目的のメールです。
今回は私の事例です。
ですが、SNSでも副業を斡旋するものが沢山あり、産業カウンセリングの相談でもちらほら聞くことが増えている協会ビジネスや資格取得詐欺。
最後には、相談サイトのURLも添付しています。
参考になりますように。
取材商法の典型的な手口とは?
この種の営業は非常に巧妙。
まるで特別に選ばれたかのような気持ちにさせます。
以下のような特徴があります。
「特別なインタビュー」や「メディア掲載」を匂わせる
取材対象として自社や自分が選ばれたように思わせるため、最初の連絡は非常に丁寧で感動的なシナリオが書かれています。
「あなたの成功事例を特集したい」、
「令和時代を生き抜くリーダーとして取材をさせてほしい」
といったようなフレーズも使われます。
「費用は一切かかりません」という安心感を与える
メールには、「掲載に際しては一切の費用はかかりません」と記載されています。
ですが、実際には取材後に追加のサービス提案を行い、別途料金が発生する仕組みです。
中には、メディア戦略と同じく、ここが弱いと脅して、煽って、ケチを付けて不安を増幅させる。
そして、貴社の宣伝広報強化のためにSNS有料配信委託を毎月5万~10万で行うことをおすすめします!と胸を張って言うのです。
ターゲット探しと使い回しメール
これらのメールは、ターゲットを次々に探して一斉送信されています。
そのため、文章の内容が一見パーソナライズされているように見えても、実際は他の多くの企業や個人に同じ内容が送られているケースがほとんどです。
具体例:どのようなメールが送られてくるのか?
以下は、実際に送られてきたとされる取材商法の営業メールの内容です。
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件名:令和のリーダーとして特集したいインタビューのお誘い
差出人:The Innovator メディア担当 PR担当 松○
お世話になります。
The Innovator メディア担当の松○と申します。
令和時代のリーダーシップをテーマに、各界で活躍する方々を特集しております。
池田代表の数々の実績を拝見し、ぜひインタビューを兼ねてお話を伺いたく思い、ご連絡させて頂きました。
ご取材にあたりましては、一切費用はかかりませんのでご安心ください。
インタビュー後には、PRサービスのご提案もさせていただきますが、こちらは任意でのご相談となります。
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
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一見すると信頼できそうな内容です。
業界経験者が退職してそこに関係しているか、どこかの取材シナリオをパクったのではないかのような仕上がりで。
「一切費用はかかりません」と言いながら、最終的には別のサービスを売り込む手法が多く見られます。
取材商法の背景:なぜこのような営業が増えているのか?
このような営業手法が増加している背景には、メディアやPR会社の売上重視のノルマが関係しているかもしれません。
営業担当者は効率を上げるため、ターゲットを無差別に選び、メールを大量に送りつける戦略を取っているところがほとんど。
今回は、宛名を間違っていたのでコピペの使い回しです。
そのため、個別に特別扱いされたように感じても、実際には多くの人に同じ内容のメールを一斉送信しているだけなのです。
プログラムを入れる仕組みを使うのであれば、名前はリストから自動抽出です。
あっという間に大量拡散の出来上がり。
対策:取材商法に引っかからないためのポイント
相手の会社やメディアを調べる
メールで紹介された会社やメディアのウェブサイトをチェック。
実際に信頼できる企業かどうかを確認しましょう。
他にもアップロードしている記事がないか。
見た目だけの立派なウェブサイトや実際に取材を行っていないメディアも多いです。
不明なオファーには返信しない
知らない相手から突然の取材依頼や営業オファーが来た場合、返信しないことがベスト。
相手に返信することで、さらなる営業や詐欺的な手法に巻き込まれる可能性があります。
「無料」という言葉には警戒する
そもそも取材とは報酬をもらうもの。
無料やお金を払うものは単なる営業の客寄せトークもしくは詐欺。
無料というフレーズには注意が必要です。
取材や掲載が無料であっても、最終的には別の形で費用が発生することが多々あります。
疑問に感じたら第三者に相談する
取材依頼があった場合、すぐに判断せず、
下記のサイトを参考に。