トラウマの対処策に自分を許すということが必須
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
人生において、私たちは何度も壁にぶつかり、失敗を経験します。
ですが、失敗のたびに自分を責め、悲観的になってしまう人も少なくありません。
今回は、失敗に対する見方を変え、どうすればより前向きに生きられるのかについてお話ししたいと思います。
反省と悲観の違い
反省とは、自分の過去の行動を振り返り、何が良かったのか、何が悪かったのかを冷静に見つめ直すプロセス。
それに対して、悲観は過去の失敗に囚われ、悲しさに率先して溺れること。
そして、自分の未来を暗く見てしまう感情です。
反省は成長の一歩であり、学びの源。
ですが、悲観に陥ると前に進む力を失い、行動する勇気さえも奪われます。
ここで大切なのは、失敗をどう受け止めるかです。
失敗は「礎」、未来を創るもの
成功していると感じる方々の共通点は、失敗に対してどう向き合うかにあります。
彼らは失敗を「自分の限界」と捉えません。
むしろ、失敗を未来を切り拓くための「礎」として扱っています。
著名な成功者の例として、スティーブ・ジョブズさんがいます。
何度も事業に失敗し、自分が作った会社の社長を追われ返り咲いた。
その後、Appleを世界的企業に成長させた話は有名なお話。
彼は一度の失敗で自分を失敗者だと決めつけてはいません。
その経験を糧に、さらなる挑戦を続けただけなのです。
成功していると感じる方々は、失敗を恐れるのではなく、それを次のステップにする肯定的な発想と止まらないことが術だということを知っているのです。
鎖を断ち切り、今を生きる
失敗に囚われることで私たちは前に進む力を失います。
悲観は鎖です。
もしあなたが失敗を恐れているなら、その鎖を断ち切ってください。
中には始めたそばから失敗をすることを想定して自分を慰める準備をする方。
「ほら、やっぱりうまくいかなかった。どうせ私なんて」という風に悲観的にとらえて自分を押さえつけることが当たり前になっている方。
私なんて、才能もないんだから、できないことは当然だと自分に自分がダメ出しをする方。
とにかく、自分を攻撃することがとても得意な方が沢山いらっしゃる。
ですが、どなたも自分の真意を理解していません。
怒られたくない、叱られたくないからこそ
失敗したくない
向上心が高過ぎる
理想を追い求めすぎる
一度でも失敗したら駄目という完璧主義
どうせ無理と言われ続けてきた
そんな過去の経験を悲観的に受け止めている心の鎖だと気がついていないのです。
大切なのは、失敗にどう向き合い、何を学ぶか。
そして、その学びをどのように活かしていくかです。
いえることは、
反省は過去を振り返るためにあるもの。
悲観は前に進む足を止める鎖だということ。
失敗は私たちの未来を創る礎であるもの。
その礎を使って新しい道を築いていくためにあるのです。
失敗を糧に、挑戦し続けることの大切さ
最後に、もう一つ大切なことがあります。
それは、「挑戦を止めない」こと。
失敗を恐れて何も行動しないことこそが、真の失敗です。
挑戦することでしか、新たな可能性は見つけられません。
そして、挑戦するたびに、私たちは自分自身を成長させ、未来を切り開いていけるのです。
反省はしても悲観はしない。
それが、前に進むための力となります。
ぜひ、今日からその一歩を踏み出してみましょう。
結論
失敗は避けられないものです。
ですが、それをどう捉えるかが、私たちの未来を大きく左右します。
悲観に囚われるのではなく、反省を力に変え、未来に向けて歩み続けましょう。
明日から、あなたの心に希望が寄り添う、そんな時を過ごせますように。
反省は成長のカギ、悲観は鎖 ショート動画
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