採用担当者の心を掴む！履歴書と職務経歴書の書き方

チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。

履歴書の効果的な書き方

1. 基本情報の記載

2. 学歴と職歴の書き方

3. 履歴書は自分の現状を伝えるための書類

採用担当者の心を掴む！履歴書と職務経歴書の書き方のまとめ

履歴書の効果的な書き方

絶賛、転職活動中のみなさん。
履歴書と職務経歴書を作成に力を入れていますか？

履歴書と職務経歴書は自分の人生の縮図。
可視化することで、自分史をつくりのようなもの。

今回は、その作品をさらに魅力的に仕上げるためのコツを伝えます。
書類を見て「私って結構、頑張っていたんだ！」という気持ちになっていたら正解。
採用担当者の心を掴む素敵な書類が作れるよう、楽しみながら進めていきましょう。

1. 基本情報の記載

履歴書の基本情報は、あなたの身代わり。
正確でプロフェッショナルに記載すること。
そのことで第一印象がぐっと良くなります。
名前、住所、電話番号、メールアドレス、そして社風にあった服装での写真を忘れずに！

基本情報記載のポイント

面接時のあるある事件

面接の際に、「君は誰？？」という写真加工をした方がお越しになることがあります。
20年ほど前の写真をぺたんと貼り付けて、変わっていませんアピール。
ご自分が思っている以上に、十分変わっています。

他にも、メイク技術を駆使されて、全く別人になっている方も。
応募した写真と同じ顔で面接に来てください。
速攻で落とされますよ。

連絡先は必ず確認

メールアドレスや電話番号の入力ミスを防ぐために、しっかり確認。
万全を期して、友人にもチェックしてもらうのも一案です。

面接時のあるある

データで使用していると、使いまわしの方もいます。
そうすると、全てが間違っていますよね。
また、別の企業に応募した事がわかるものも見かけます。

2. 学歴と職歴の書き方

学歴や職歴は、ご自身のこれまで培ってきたバックグラウンドを示す重要な要素。
書き方も指導の仕方も職種により違います。

ハローワークでは一般的な書き方。
職歴や学歴も、古いものから記載するよう指導があります。
また、退職理由に要点をまとめて書くようにとも。

ですが、企業によっては、最新の職歴を記載する事を求めている場合もあります。
退職理由についても、入社と退職だけで十分になっています。

3. 履歴書は自分の現状を伝えるための書類

職務経歴書で、自分の実績となる具体的な根拠や成果を明記するもの。
書類の役割を認識し、あなたの実力を効果的にアピールしましょう。

学歴と職歴の書き方ポイント

具体的な成果を記載

売上〇〇%増加
プロジェクト成功率〇〇%
顧客満足度〇〇％
など、具体的な数字で成果を示すと、説得力が増します。

簡潔にわかりやすく

箇条書きを活用し、見やすく整理すること。
採用担当者にとっても親しみやすい履歴書になります。
ですが、箇条書きでは伝わりにくい場合も多々。

文章力が不安な方へ

文章力が苦手な方もいるはず。
そういったときには、産業カウンセラーやキャリアコンサルタントのプロからの助言をもらうこと。
悩んでいる時間よりも、行動する時間のほうが何よりも大切です。

職務経歴書の効果的な書き方

職務経歴書は、あなたの仕事における実績を詳細に記載する書類。
履歴書と同様に、見やすく整理することが重要です。

1. 構成とフォーマット

わかりやすく簡潔、かつ要点が纏まっている美しいフォーマット。
それは、自分の事を表し、更にプロ意識を示す絶好のチャンスです。

構成とフォーマットのポイント

クリアな構成

職歴を最新から順に記載し、役職や具体的な業務内容を明確に記載しましょう。
クリアな構成が、あなたの能力をより際立たせます。

視覚的に見やすく

適度な空白と箇条書きを使う。
採用する側が必要な箇所が目に留まるように整理すること。
採用担当者も「ほぉっ」と感じるプレゼン力が高い書類になります。

2. 成果と実績の強調

職務経歴書では、具体的な成果や実績を強調することが重要。
数字や具体的なエピソードを使って、あなたの素晴らしい成果をアピールしましょう。

成果と実績の強調のポイント

具体的な数字を使う

売上20%増加
新規顧客獲得数30件
など、具体的な数字で成果を示すことで、説得力が一層高まります。

エピソードを交える

成功したプロジェクトやチームでのリーダーシップを具体例として盛り込む。
そのことで、安心感や期待する範囲が広がり、採用担当者の心に残るものに。

よくあるミスとその回避法

誤字脱字は避けたいミスを防ぐ対策を取りましょう。
提出前には必ずチェックを行いましょう。

1. 誤字脱字のチェック

誤字脱字のチェックポイント

複数回チェック

自分で確認するだけでなく、他の人にもチェックしてもらうと安心。
見せる書類じゃないと完璧になるまで表に出さない方もいます。
ですが、その状態では独りよがりと自己満足だけの痛い書類。
専門家に早々に見せて助言をもらいつつミスを防いでいきましょう。

ツールを活用

スペルチェックツールや文法チェックツール

ミスを最小限に抑えましょう。
ただし、頼り過ぎは厳禁。
自分がこれまで行っていた誤変換も覚えているからです。

2. 情報の不足

職歴やスキルの詳細が不足していると、採用担当者に伝わりにくくなります。
ここを充実させることで、あなたの魅力を最大限に伝えましょう。

情報の不足へのポイント

具体的な内容を記載

職務内容やスキルを具体的に記載し、詳細な情報を提供しましょう。
しっかりとした情報が、あなたのプロフェッショナリズムを示します。

自己PRを忘れずに

自分の強みやアピールポイントを明確に記載すること。
採用担当者にあなたの魅力が伝わります。

くれぐれも、できないことを全力アピールしないこと。
そこから、自己弁護による責任転嫁と保身の塊で書いていながら悲しくなる。
その書き方こそ見直す必要があると気づきましょう。

魅力的な自己PRの作成方法

自己PRは、あなたの魅力を最大限に伝える部分です。
具体的なエピソードや実績を交えて、採用担当者にアピールしましょう。

魅力的な自己PRの作成方法ポイント

具体的なエピソードを使う

「プロジェクトをリードして成功させた」などの具体例を交えることで、説得力が増します。

簡潔でインパクトを

簡潔に書くことで、読みやすさとインパクトを両立させます。

採用担当者の心を掴む！履歴書と職務経歴書の書き方のまとめ

履歴書と職務経歴書は、あなたの転職活動における最重要ツールです。
基本的な構成とフォーマットを押さえ、具体的な成果や実績をアピールすること。
良し悪し抜きにして、どちらも採用担当者の目に留まるのです。

今回のポイントを参考に、色々な企業から出ているフォーマットも参考になるはず。
自分の魅力を真に理解した状態で、書類を作成していきましょう。

ただし、丸写しと一部を流用した書き換えだけでは伝わりません。
ハローワークの職業段窓口や転職エージェントの助言を聞くことも大事。
または、有料で産業カウンセラーやキャリアコンサルタントに助言をもらうこと。
自分の未来への投資としてお考えになってくださいね。

次回は、面接の準備方法について解説します。
お楽しみに！

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