ハーバード大学の学生が選ぶ本に見る、未来のビジネス志向
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チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です
前回の記事で、仕事に対して推進力のある人のお話の続続編です。
仕事に対して推進力のある人は、目標を達成するために積極的に行動できます。
また、チームをリードすることができる素晴らしいリーダーシップを持っています。
しかし、その一方で、意図としない過度の負担に感じさせることも背中合わせ。
今回も引き続き、そのテーマについて掘り下げます。
ワークライフバランスの確保
仕事に対して推進力のある人は仕事に情熱を持ち、目標達成に全力を注ぎがち。
その結果、ワークライフバランスが崩れることが多いのではないでしょうか。
適切なワークライフバランスを確保するためには、
- 仕事とプライベートの時間を明確に区別
- 休息や趣味に充てる時間を持つこと。
仕事に熱中するあまり、自分の人生の一部になってしまう。
その仕事がなくなったときは、何をして良いのかわからない。
そんな自分を自覚し、自分が考えた目標を仕事以外で作ることも大事です。
そのことが自分自身をリフレッシュさせていることにつながるのかもしれません。
チームの成長と発展の促進
仕事に対して推進力のある人は目標達成に集中する傾向があります。
そうすると、時にはチームメンバーの成長と発展を見逃すことは背中合わせ。
チーム全体の成長と発展を促進するために
- 個々のメンバーの能力や強みを理解
- 彼らのスキル向上やキャリアの発展を支援する
- 気が付いたら”褒める”
- できていたら”喜ぶ”
- 自分が見落としていたら”ありがとう”と感謝する
定期的なフィードバックやメンタリングを通じて、チームのメンバーが最大限に成長できる環境を整えましょう。
持続可能なリーダーシップの実践
仕事に対して推進力のある人は目標達成に向けて積極的に行動します。
そこには、持続可能なリーダーシップを実践することが大事。
持続可能なリーダーシップは、
- 長期的なビジョンを持つ
- 環境や社会への影響を考慮に入れた行動をとる
- 社会の公器として、世の中のことを考えて個々が動いているか考える
- チーム全体で、利益を社会に還元し、関係者と分かち合っているのか捉え直す
- 改めた行動を実践し、確認し、改善を行い、更に行動につなげる
倫理的な価値観や社会的責任を重視し、持続可能なビジネスの実践を通じて、より良い未来を築くための努力を続けましょう。
まとめ
仕事に対して推進力のある人が陥りがちなデメリットは、自分が成長するの大切な機会です。
持続可能なリーダーシップを発揮するためには、自己管理やチームマネジメントのスキルを磨くこと。
目標達成だけでなく、チーム全体の成長と発展を促進することに努める。
そして、持続可能なビジネスの実践を通じて社会に貢献することを目指しましょう。
それが企業の本来のあり方。
そして、そのことこそ、働くこと本来の意味ではないでしょうか?