職場の人間関係:話し合いだけでは解決できない問題もある
今日は列車の中でこの記事を書いています。
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
時代変化に気がつく
栓抜きや缶切りの使い方が分からない方が増えています。
そうなると自分が何を知らないのか、知らないことがわからないことも背中合わせです。
今日は日常を見直すことについて書いてみます。
便利さと引き換えに失われる動作と経験
最近の子供たちは、栓抜きの使い方が分からない。
ビールや瓶入りのジュースを飲まない家庭、プルトップの缶詰めが増えたからこそ。
また、栓抜きの使用機会が減っていることで、栓抜きや缶切りがないご家庭も増えています。
生活スタイルの変化をもっと自覚する
生活スタイルや製品の変化によって、使わなくなった道具がたくさん。
箸からフォークやスプーンに、缶切りから缶詰に便利な開閉機能がついたものに変化。
確かに、便利になった結果として使わなくなっていく道具もあるのは仕方のないことかもしれません。
便利を追求することは良いのか?
でも、このままでいいのでしょうか?
社会や生活の変化に伴い使える道具が変わっていくのは当然ですが、そこで何も問題を感じないのは少し違う気がします。
生活力の低下は、学力低下と同じくらい重要な問題。
今はスマートフォンやパソコンが必要不可欠な社会。
ですが、栓抜きや缶切りを使うことができないというのは、人としての基本的なスキルを補う必要が更に増えていく時代とも言えるのかもしれません。
まとめ
受験に直接関係するかはわかりません。
ただ、社会生活や日常生活においても、これから必要なスキルや知識は変わっていくでしょう。
そこから、基本的なスキルを失わないよう、気をつけることは大切です。
この先、ますます変化が進む社会で生きていくためには、常に新たなスキルを習得する必要があります。
栓抜きや缶切りの使い方が分からないことは小さな問題かもしれません。
ですが、根本的な問題意識を持って、生活力を向上させていくことは大人の責任として大切だと私は考えています。