質問力シリーズ Part 2 - 対話における質問戦略
あけましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
現状を把握し、早急に事業の見直しを!
年末年始はいかがお過ごしでしたか?
昨年の暮れは鬼級の忙しさに忙殺されるかと思うくらいでした。
ですが、私の仕事は、企業運営が厳しくなればなるほど、失業者が増えれば増えるほど、増加していく仕事です。そのため、このひっ迫した状況はとても悪いことなのです。
今から事業縮小では収まらず、廃業や倒産が増えていきます。
そうなると日本経済が止まります。
経済が止まると雇用はなくなる。
雇用がなくなると失業者が増えます。
廃業や倒産が増えると、私たちが当たり前と思っていた日常が失われます。
また、経済が止まると国民の生活保障に対して何かしらのしわ寄せがきます。
昨年10月以降から、ハローワークでは、来所者数は少なくとも、一日の失業認定手続きが今までにないほどの人数に膨れ上がっています。
そうはいっても、まだ救いはある。
それは、地域の商店街や零細や小規模事業が何とか生き抜く術を見つけ、活気を取り戻しているところが増えてきているという事です。
今後の参考として、こちらのブログもご興味あればご覧ください。
売上支援向上パッケージ専門家紹介
現在、この専門家たちを含めて、九州では株式会社事業パートナー九州が窓口となり、事業再生の救済支援で動いています。
株式会社事業パートナー九州
配慮が必要な検温とその在り方
さて、今回お伝えしたいことは、
「検温は個人情報だという認識を持ってほしい」という事です。
この内容は、執筆している専門誌コンタクトセンターマネジメントにも書いたのですが、現在は多くの企業が自社の在り方に、抜本的な見直しが必要とされるようになっています。
新しい取り組みには。今まで不要だった配慮を要することになります。
コロナだからこそ、企業体制の信頼を勝ち取るために気が付かないといけない繊細な対応を要する一つです。
確かに、入店前の検温はクラスター防止になるため必要です。
ですが、この検温のやり方ひとつで、従業員は不安を増幅させてしまい、サービスを利用するお客様は購買意欲に大きく影響するとお気づきになっていらっしゃいますか?
最近よく見かけるようになった検温は、入館前に自動もしくは手動で検温され、体温が大なり小なりのモニターに表示される仕組みが殆どです。
最近は音声で安全か否か知らせてくれる親切設計もあります。
この検温により、コロナかどうか不明ではあるけれど、発熱者を検知し、入館をお断りすることができるのです。見方を変えると、公衆の面前で体温が表示される「個人情報の漏洩」による弊害は全く考慮されてはいません。
何故なら、検温後に発熱が検知された方がいた場合、側にいる全員に対して、発熱の事実が即座に伝達することとなり、公開処刑と同様な状況に変化するからです。
同時に社内であれば集団いじめ、お店などの入店前であればコロナハラスメントが発生することは想定できます。
入館前の検温を誰もがわかるような方法で実施するだけで、善意という名のもとに正義を盾に悪を断つという精神のなせる業による犠牲者が続出することにつながってしまう、その根源となるものが検温後の対応配慮不足から生まれるのです。
体温は、重要な「個人情報」です。その取り扱いには、行政にどのような指導をされていようと、運用方法は工夫すべき。
ましてや銃形状のおでこ照射タイプの検温機は使用させることも失礼極まりないのではないかと私は感じています。
今年は、大変革の風に乗る年です。
健やかであることはもちろん、コロナを追い風に帆を上げ、全てを味方にできるよう渡りに船の一年にしましょう!