再就職活動は、人と違う発想で動き続けることが上手くいく シリーズ1/6
今年も就職支援セミナーを業務委託で引き受けています。
その中で、セミナー後に個別で質問をされることが多い内容を掲載します。
就職活動はいつから始める方が良いだろうか?
自分が転職を希望している場合、感情的に退職を決めない限り、次の職場を決めてから今の職場を辞められる場合は、そのような心配は不要です。
しかし、新型コロナの影響で、やむなく職を失った方も多い時期。
何らかの理由で、現在既に就職活動を行っている方に今から情報収集をして戦略立て行動しましょうなど、そんな流暢なことは言えない方も多いのではないでしょうか?
そのうえ、失業期間が長期化すると、
通帳の預貯金や現金の目減りは、心に大きな負担を生みます。
やがて、心に余裕がなくなり、精神的にも参ってしまいやすくなります。
新型コロナの影響で、やむなく職を失った方は、支援が多いこの機会をつかみ取り、最寄りのハローワークに足を運び、窓口支援を得られるように、早めの行動を始めてください。
再就職活動の心構えは2つ
その際の心構えがあります。
① 一つの会社に応募して、履歴書や職務経歴書が帰ってくるのを待たない。
自分が希望する条件が5~6割ぐらいマッチしているなら、
同時進行で企業に応募しておくことです。
② 給料や雇用条件などの条件で、自分が妥協できる条件を決めておく。
面接時に諸条件の交渉の際に活用します。
諸条件が、妥協できる条件を下回った場合、例え採用されたとしても断る。
①の理由は、同様に就職活動を行っている方が多いので、良い条件は直ぐに申し込みが殺到するので、求人応募が終了となりやすい。
また、同時に応募しておくことで、履歴書や職務経歴書が手元に戻ってきた場合の落胆する大きさが軽くなりやすいからです。
②の理由は、妥協点を下回った場合、その内容が理由で辞める方が多いためです。
仕事選びは人生選び
会社は必ず辞めるものです。
ですが、自分は死ぬまで自分を辞めることはできません。
そして、過去の自分が、今の自分を育て、今の自分が未来の自分を育てます。
70歳、80歳と運よく長生きできたとしたら、どんな自分でいたいのか。
今の自分が未来の自分を育てるのですから、仕事とて未来の自分を育てる一つの大切な出来事です。
「自分はそもそも何をやりたいのか」
という事に向き合い、取り組んでいる内容へ少しづつでいいので軌道修正を行う時間を設けてくださると、自分の選択した生き方なので、これでいいという達成感がいずれ得られると思います。