ダニエル・ゴールマンの6つのリーダーシップをユーモアたっぷりに解説!
定年退職後、再雇用の打診や勧められた企業にお勤めする機会があってたとしてもお断りする方がいらっしゃいます。
その多くの方は、他の企業にお勤めしてみたいとお考えになられるのですが、現時点の福岡において、あまりお勧めしません。
なぜなら、給料が3割~4割カットとなったとしても、
転職した後のお給料よりも、うんと高いお給料になり、それこそ比べモノになりません。
そして、転職した先を以前のお仕事と比べてしまい、ご経験とマッチしない場合は、自信喪失につながる事や、やりがいを見出せないことに加え、以前のご経験よりも過少に対応される機会も連続しておこるので、大抵は半年以内でおやめになっていらっしゃる傾向が見られます。
その点、再雇用に関しては、
得意な業務分野や仕事内容を職場の方がご存じであると同時に、
再雇用を受けた方も古巣の仕事がわかるので、覚えることが少なく、更に助言ができる立場になるので、無理することなく、お仕事がやり易い事が魅力となります。
短時間勤務は家族間の人間関係再構築の為にも必要
最後に再雇用後の短時間勤務の考え方として、
家庭に入る、家族との人間関係再構築のリハビリ期間を設けたとお考えになって欲しいなと。
バリバリの仕事人間が、いきなり年中お休みになるわけですから、
ご家庭においても家族のだんらんを作り直すきっかけであったり、
ご自身も家庭においての役割やご夫婦や親子関係の再構築として、お互いが少しづつ慣れていく期間が必要だからです。
熟年離婚や卒婚を考えるご夫婦がいるくらい、一度関係性がこじれてしまうと、今までの家族関係は消滅してしまい、あっという間に孤独が待っています。
その孤独と言えば、家族であったからこそケンカもできていたのに、お1人になってしまうと誰と会話をすることもなく、公園のベンチで一日を過ごすことが日課になる方も少なくありません。
せっかく仕事で頑張ってきたからこそ、定年退職後の時間は有意義であるはずなのに、毎日の時間を持て余し、それこそテレビとにらめっこという悲しい結果になる方も多くいらっしゃいます。
その為、再雇用は仕事一筋であればあるほど、ご自身のためだけでなく、ご家族との人間関係構築の機会というところで定年退職後もお仕事がある事が、其々の心のよりどころであったり、救いになりやすいと考えています。
もし、再雇用を一旦お断りされたとしても、
時代は人手不足に突入しています。
何かの折を見て、再雇用の話はないかと以前の職場に問合せする価値はあるのです。