反省は成長のカギ、悲観は鎖
カウンセリングを行うときに、必ずと言っていいほど、
お話を聴いている方自身の前に立ちはだかる壁があります。
それは『責任転換』
この壁を破らないと、人は前には進めません。
また、人生において必ず同じことを繰り返されているようです。
ずっと、『責任転換』の壁を越えずにいる方の話は、
できない事は自分の責任ではなく、何らかの影響でできないとお考えになる。
また、その考えはとても説得力があるものでもあります。
自分の弱さを認めたくない方々は、その『責任転換』巻き込まれてしまい、壁を越えられるまで、人間力は未熟なまま。
そして、企業側の人たちは見抜くため、書類選考や面接の段階でおとしてしまう。
『責任転換』の可愛いものは、
会社は人を見る目がないので、私の本領が発揮されない。
パソコンが遅いので、頼まれた書類作りに時間がかかる。
等と言うものがあったりします。
本当に自分の思ったように改善をしてもらいたいのであれば、
もっと具体的にどうなのか、
何と比べてそう判断できるのか
その状況でどういった不利益が生じるのかを伝えられ、
聞いた側がその考えが必要だと判断し、実行された場合、初めてそれは改善提案だったと言えるのになと、お伝えする場合もあります。
そうはいっても、
責任転換のお話をお伺いする機会が多ければ多いほどこそ、
私自身も、業務改善と人材育成の在り方について振り返る機会でもあるし、どう育成していけばいいのかヒントにもなり得ます。
勿論、自分自身も人のふり見て我が振りを見直す機会にもなるので、とても学びが深まります。
最後にいつものように、
このブログを読まれている皆さんはどうですか?
もしかしたら、忘れている方もいらっしゃったのでしたら、
そのことを思いだすきっかけになると嬉しく思います。