産業カウンセリングとメンタルヘルス:仕事と心の健康の調和
お問合せで多い内容として、産業カウンセリングを受ける前に、しばしば尋ねられる質問の上位3つがあります。
産業カウンセリングって、いったいなんですか?
産業カウンセリングって、ただお喋りするだけでしょう。
メンタルヘルス不調やうつ病など精神的問題がある人が行くところですよね!?
といったものです。
ここでは、そういった疑問にお答えし、産業カウンセリングについての説明を行います。
産業カウンセリング始まり3つの源流については下記の記事からどうぞ
職業指導運動⇒こちらから
教育測定運動⇒こちらから
精神衛生運動⇒こちらから
産業カウンセリングの本質
産業カウンセリングは、産業カウンセラーという心理学的手法を身に着けた専門家の力を借りながら「思考の論点整理」をすることです。
お医者さんが検査や効果的な投薬、手術を通じて病気にアプローチするのとは異なり、産業カウンセリングは心の奥に潜む気持ちに対してアプローチをしてゆきます。
お医者さんは治療が中心なのに対し、カウンセラーは「思考の論点整理」に特化し、お薬を使わずに心理学的手法を用いて、専門知識をフル活用しつつ、お越しになった皆さまと共に最善の方策を見出します。
産業カウンセリングは心理面へアプローチする
カウンセラーは来談者のお話を伺いながら、主観的な思考を客観的に切り替える手伝いをし、最善の方策を見つけるために共に努力します。アドバイスは基本的に行われず、カウンセラーは理解ができない事を伝えながらコンサルティングを行います。自分の状況を理想に近づける建設的な行動を具体的にするお手伝いが、産業カウンセリングの期待効果です。
産業カウンセリングの効果
来談者は徐々に、「人と接している時の自分」と「本当の自分」への食い違いに気づくことがあります。
また、自分で自分を苦しめている思考による無自覚の行動制限に気づくことで、冷静に自己理解を深め、自分を労う気持ちの変化が生まれます。
ご相談される前には、
悩んでいるけれど、何をどう話したら良いかわからない
人生の落伍者と思われるんじゃないか
自分の事を話しても大丈夫だろうか
というお気持ちの方も多いようです。
多くの方が産業カウンセリング後には、
思っていたより楽に話せた
産業カウンセリングの事をずいぶん誤解していました(汗)
なんだか、とっても気持ちが軽くなった
どれだけ、自分が自分の事をわかってないのかを理解した
と驚きと満足の声を寄せています。
産業カウンセリングで未来を切り開く
最後に、産業カウンセリングを通じて一人一人が今この瞬間も、リアルな人生ドラマの主人公であり、自分の未来を創造していくための行動を起こすことができるというメッセージをお伝えします。
産業カウンセリングは、あなたの「悩みを解き放ち、開き放つ」手助けを行うものです。
ご自身の意思で足取り軽く、最大限に自己表現できるようサポートをすることが産業カウンセラーの使命です。
あなたの人生においては、主役はあなた。
産業カウンセリングを通じて、ご自分の思考による無自覚の行動制限を自覚し、産業カウンセラーと一緒に未来を育んでみられませんか。