熱中症対策が義務化 6月1日より
おはようございます。
福井の社会保険労務士/シナジー経営の北出慎吾です。
先日のサッカーワールドカップのオランダ戦。興奮しましたね。2度リードを許してからの同点劇。早朝から気持ちが高ぶった方も多かったのではないでしょうか。次は第2戦のチュニジア戦。こちらも楽しみですね。
多くの現場で管理職の方が抱える「部下への接し方」のジレンマについて、最新の調査データをご紹介します。
近年、ハラスメントリスクへの懸念や、若手社員の定着率を意識するあまり、「強く叱れない」「指摘をためらう」という管理職の方が増えています。「厳しく指導して離職されたらどうしよう……」という不安は、現代のマネジメントにおいて非常に切実なものです。しかし、株式会社ジェイックが実施した最新の調査(20代正社員対象)において、なんとも興味深いデータが示されました。なんと、約3人に1人の若手社員が、上司からの「遠慮」や「過度な気遣い」を感じており、その7割が「過度に遠慮しないコミュニケーション」を望んでいるというのです。本当なの?という声が聞こえてきそうですが、この調査結果から見えてくる「現代の若手に刺さるマネジメント」の本質について、触れていきます。
■ なぜ、部下は「遠慮」を不満に感じるのか?
調査によると、若手が「遠慮されている」と感じる場面の1位は「ミスや間違いを指摘するとき」でした。他にも「成長のための指導」「難易度の高い仕事の依頼」など、まさに部下が成長できる絶好の機会において、上司が一歩引いてしまっている現状が浮き彫りになっています。
若手社員の声の一部を抜粋します。
「失敗を経験した方が成長できるのに、過度な遠慮があると成長速度が鈍る」
「気を使われることで、必要な指摘がもらえず、遠回しすぎて真意が伝わらない」
「信用されていないのではないかと不安になる」
このような声があるのも事実です。つまり、現代の若手社員にとって、「遠慮」は必ずしも「優しさ」とは受け取られていません。むしろ、「自分に対して本気で向き合ってくれていない」「成長の機会を奪われている」というネガティブな捉えられ方をされている可能性もあるのです。最終的には人によるとは思いますが、こういう声もあるということだけは意識しておいてください。
■ 「厳しさ」と「心理的安全性」は両立できる
では、どうすればよいのでしょうか。ここで重要になるのが、「ハラスメントを避ける守りのマネジメント」から、「信頼をベースにした攻めの成長支援」へのシフトです。ここで言う「攻め」とは、部下のキャリア自律を考え、「行動」や「業務プロセス」に対して率直かつ具体的、そしてプロフェッショナルなフィードバックを返すことです。
●「信頼関係」を前提にする
日頃からの1on1や雑談を通じ、部下の価値観や成長意欲を理解しておくことが大前提です。この土台がない中での指摘は「ただの厳しい上司」と映りますが、信頼があれば「自分のことを考えてくれている」という安心感に変わります。
●「行動」に焦点を当てる
人格(人間性)ではなく、「今日のこの行動・このプロセス」はどうだったか、どう改善すればより成果が出るか、という事実ベースの対話に徹します。
●「伴走者」としての姿勢を示す
「正解を教える」のではなく、「一緒に考える」スタンスです。なぜこの指摘が必要なのか、その先にはどんな成長があるのかをセットで伝えることで、部下の納得感は大きく向上します。
■ 教育として「仕組み」でサポートを
現場の管理職が、「ハラスメントリスク」と「育成の必要性」の間で孤独に悩まないよう、以下の環境整備を検討してはいかがでしょうか。
●「フィードバック」のスキル研修
「何がダメか」を言うのではなく、「何をどう変えれば成功するか」を伝える具体的なコーチングスキルの習得を支援する。
●管理職同士の悩みの共有会
「どれくらい指摘していいのか」という基準を、社内でディスカッションする場を設ける。
●評価制度と育成の連動性強化
「育成のためのメッセ―ジ」が評価される文化(プロセス評価)を明文化する。
■ 最後に
今回の調査結果は、若手社員が「成長できる職場」を強く求めているひとつのデータです。「優しく接するだけ」のマネジメントは、短期的には波風を立てないかもしれませんが、長期的には「この会社では成長できない」という理由での離職を招くリスクもあります。いわゆるホワイトハラスメントにならないよう社内で部下との接し方を一度見直してみましょう。
記事はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000416.000060461.html
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
こちらもぜひご活用ください
新入社員フォローアップ研修2026
https://synergy-management.co.jp/follow-up-2026/
【編集後記】
早朝5時からのオランダ戦でしたが、スタッフの家では、旦那さんの応援する声が家中に響いていたそうです。。。「朝から迷惑だ!」と。気をつけましょうww


