「企業の人材マネジメントに関する調査2023」

北出慎吾

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テーマ:コラム

おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。11月6日は越前がにの解禁でした。あいにく天候不良があり、8日の初出漁、初競りと日程変更はありましたが、今年もカニの季節です。この時期、来福される方は、越前がにを楽しみにしている方も多いので、解禁の情報は嬉しいですね。ぜひ福井を楽しんでいってほしいです。

「企業の人材マネジメントに関する調査2023」(人事制度編)として株式会社リクルートがアンケート結果を公表しました。対象は、企業で働く人事担当者5,048人のうち従業員規模30人以上の企業に勤める2,761人を集計対象としています。内容は人材マネジメント(人事制度、人材の活用)について。サマリーは以下の通り。

【社内外の環境変化について】
・事業戦略やビジネスモデルを変化させる必要性を感じている企業は60.0%
・34.6%の企業が、3年前と比較して人事管理や人材活用の難易度が高まったと感じている
→働く人の価値観の多様化や、テレワークや労働時間に関する柔軟な働き方の導入など、内部環境の変化が起きていることが影響していることもありますね。また働き方の多様化に伴い、通常働いている方への負担をどうするかに課題を持っている企業も多いです。

【人事制度変更の必要性】
・61.5%の企業が、人事制度や雇用慣行を変える必要性を感地ている
・人事制度を変える必要性を感じている理由のトップは「既存従業員のモチベーションを高めるため」で57.7%
→人事制度の変更は従業員のモチベーション向上につながるもの、時代の変化に対応する内容にどんどん変わっていきますね。とは言いながらもコロコロ変えるのは軸がないため、変えるべき所、変えない所を一度整理する必要がありそうです。

【適応の実態と人事課題】
・環境変化に応じて人事制度や雇用慣行の適応ができている企業は42.8%
・現在の人事課題の上位は
「次世代リーダーの育成」
「従業員のモチベーション維持・向上」
「管理職のマネジメントスキル向上」
「中途採用・キャリア採用の強化」
「若手社員の定着率向上」
→人手不足と教育、定着はどの企業でも抱える大きな課題。体系的にスケジュールを立て人事課題に取り組むことが企業としての第2領域(緊急ではないが、重要なこと)

ミライズの詳細はこちら
https://synergy-management.co.jp/hr_evaluation-merize/

シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社
北出慎吾


【編集後記】
今年の初カニはいつになるのだろう??美味しそうなカニの写真を見るとやはり、そそられますね。

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北出慎吾
専門家

北出慎吾(社会保険労務士)

北出経営労務事務所

顧問契約(労働・社会保険の書類作成、手続き代行)や給与計算業務だけではなく、会社を発展させ、リスクから守る就業規則の作成、人事評価制度の構築や社員研修などを得意としている。返済不要の助成金提案も好評。

北出慎吾プロは福井テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

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