この時期だからこそ力を入れたいこと
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。2023年も夏至を迎えました。1年のうちで昼の時間が最も長くなり、太陽の力が最も強まる日とも言われています。夏至と聞くと、数年前に越前町から大野市の60キロを歩いた半夏生サバウォーキングを思い出します。もう歩けないだろうな。。。翌日、身体がロボットみたいになり、何をするにも気合が必要でした。。。
政府は異次元の少子化対策の一環として、「選択的週休3日制」の普及に取り組むと発表しました。
異次元の少子化対策・・・政府も色々と模索していることが分かりますね。週休2日制が多い中で、週休3日制とはどういうことなのでしょうか。そもそも、現行の労働基準法では、原則1日8時間、週40時間を超えてはならないと決まっています。よって、1日8時間×週5日=週40時間以内の労働が主流となります。(7時間や7.5時間もあり)その他に、対象範囲を1ヶ月や3ヶ月、1年に広げ、その中で週40時間以内を確保することも法律上問題ありません。(1ヶ月単位、1年単位の変形労働時間制など)では、週休3日制を実現するためには、どのようなことが必要なのでしょうか。 選択的週休3日制とは仮に1日8時間、週40時間(8H×5日)の所定労働時間であれば、次のようなことを考えることも可能です。
1.週4日労働。休みが増えた分給与が減る。(1日8時間×4日)休み重視型
2.週4日労働。週の労働時間は変えない。給与は減らない(1日10時間×4日)労働時間維持型
★1ヶ月、1年単位の変形労働時間制を適用。
3.週4日労働。休みが増えても給与は減らない。(1日8時間×4日)給与維持型
週休2日制の会社だと年間休日は、105日~125日前後となります。それが週休3日制だと、年間の休日は150日前後。これは採用には有利に働きます。単純に考えれば、3の選択肢が一番いいですが、その分生産性向上や人の確保が出来ないと会社としてもGOサインは厳しい所です。一律に求めるものでもありませんし、業種や職種によって向き不向きもよります。
異次元の少子化対策。休みが増えるとその分少子化の歯止めになる??まだまだ議論は必要ですね。
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「せっかく入社したZ世代社員に辞めてほしくない・・・という社長向け人事評価セミナー」
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代表取締役 北出慎吾
人事評価コンサルタント 水野達也
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シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社
北出慎吾
【編集後記】
巷には100キロウォーキングというものもありますが、生まれて初めて、歩きながら「眠い」と思った60キロウォーキング。前日の16時ぐらいから朝方7時ぐらいまで歩いたため、いい経験となりました。。。(笑)