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コラム

WBC優勝と心理的安全性

2023年3月23日

テーマ:コラム

コラムカテゴリ:ビジネス

おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。昨日、福井は桜の開花が宣言されましたね。例年より10日ほど早いようです。ここ数日暖かいですからね。満開予想は3/27なので、予約した花見は葉桜になりそうですww

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侍ジャパン、WBC優勝おめでとうございます。今日はもうこの話題で持ちきりですね。WBC決勝、前回優勝のアメリカとの激闘を制し、3-2で3大会ぶりの世界一奪還。私は、リアルタイムでは見られなかったので、夜にダイジェスト版を鑑賞。(WBC休暇を導入しませんでした…)最後は、1点差で大谷翔平投手がマウンドへ。そして、最後の打者はエンジェルスのチームメイトのトラウト選手との対決。三振を取った最後のボールはキレッキレのスライダー。「漫画みたい」と言う情報も流れていますが、ホント凄いですね。大会MVPには、投打で活躍した大谷翔平投手が選ばれました。打者として打率.435、出塁率.606、1本塁打、8打点、大会最多タイの10安打、9得点。また、投手としても3試合に登板し2勝1セーブ、防御率1.86の好成績を記録。もしかして、MVPは福井出身の吉田正尚選手では?と思っていましたが、残念ながら受賞ならず、しかし、WBCベストナインに選ばれました。吉田選手の成績は、打率.409、2本塁打、大会記録を更新する13打点の活躍でした。「裏のMVPは吉田では?」と言われるほど、準決勝のメキシコ戦やそれまでの活躍は凄かったですね。捕手の中村選手との活躍は福井人にとって嬉しい1日となりました。
今回の侍ジャパンの活躍で思うのは、「心理的安全性」が高いということ。チーム(組織)がより高いパフォーマンスを発揮するために必要な要素が詰まっていたなと感じます。ヌートバー選手のたっちゃんTシャツから始まり、ペッパーミルのパフォーマンス、投手最年長である2009年大会の優勝メンバーのダルビッシュ有投手は2月の合宿から合流。自らの経験をチームメイトに伝えてきました。また、今回の優勝インタビューでも「楽しく野球をするところをファンに見てもらうことが大事」と語るなど技術とは違うメンタル面に触れていました。
また、スター軍団のアメリカ決勝戦を前に大谷投手ロッカーで、「憧れるの、やめましょう」「野球やってれば誰しもが聞いたことがあるような人がいると思うんですけど、今日1日だけは、憧れてしまっては越えられないので。僕らは今日、超えるために、やっぱトップになるためにきたんで、今日1日だけは、彼らへの憧れは捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」「さあ行こう!!」と鼓舞しました。
上手くチームがまとまり、こういうチームが最高の結果を出すんだなと。優勝したから、更に思うところはありますが、結果が出ているチームはやることをしっかりと行っている。そうでないチームはやっていない。やれていない。そういうことなんだろうなと。組織運営としても色々と学ぶべきところが多いWBCでした。

福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社

【編集後記】
今年は例年より多くの人が花見を楽しみそうですね。桜の花を見ていると心が落ち着くのは私だけじゃないはず。

この記事を書いたプロ

北出慎吾

社会保険労務士として企業の成長に寄り添う人事労務のプロ

北出慎吾(北出経営労務事務所)

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