人手不足再燃。また人が採りにくい時代へ
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。6月となり、衣替えの季節ですが、世の中は5月からクールビズが始まっていますので大きな変化というものをあまり感じないですね。クールビズが浸透して、数年。最近ではジャケットコーデも増えてきましたので、過ごしやすくなりましたね。
2022年版の「中小企業白書・小規模企業白書」が公開されています。市場の動向や今後の方向性を確認するために重宝される白書ですが、中小企業の不安要素として
・「原材料・燃料によるコスト高」
・「人材不足・育成難」
があげられ、今後の注力分野に人材育成の割合が伸びています。先般、従業員300人超の企業や上場企業には人材投資への指標を開示することが発表されましたが、このような波は将来的には中小企業にも降りてきます。採用という面でも応募者視点で見ると人材育成にどれくらい力を入れているかは大事なポイントですね。目にみえない無形の資産である人材。人材への投資は、試算表に表せるものとそうでないものがあります。
・毎日、昼休みに資格試験の勉強会を自主開催している会社もあります。
・社内大学を開催し、月に1~2回社員のスキルアップ、人間力向上に力を入れている会社もあります。
・資格取得に補助を出している会社もあります。
・体系的な教育プログラムを作り年間を通して階層別に教育を実施している会社もあります。
・社内活性化のために委員会制度や交流会を設けているところもあります。
人材採用と定着、育成。人材活用は経営戦略です。何に力を入れるか、人材育成に力を入れることで3年後、5年後に大きく変わります。当社では自社で行った社員研修や採用サイトの構築を商品化し、お客様にご提供しています。「当社ではこういう効果が出た」「こうしたらもっといい効果が出るかも」日々改善を行いながら、ブラッシュアップしています。ぜひ自社独自の人材投資を作り上げてください。
最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
【編集後記】
最近、Tシャツやポロシャツを作り社員で着ている会社さんも増えてきましたね。クールビズ効果だけでなく、一体感も感じます。