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ニトリのリーダー論 3

2020年12月3日 公開 / 2020年12月4日更新

テーマ:コラム

コラムカテゴリ:ビジネス

おはようございます。
今年の流行語大賞を見事いい当てた福井の経営人事コンサルタント・社会保険労務士の北出慎吾です。

って、自慢でも何でもないですが、だいたいわかりますね。
コロナで「3密」が叫ばれたので、もうこれしかないでしょう。

11月~12月になり、各地で注意報などが発動されていますが、ワクチン接種が待ち遠しいですね。
春には我々にも届くかなあと期待も寄せています。

人材育成

33期増収増益を続けているニトリホールディングスの似鳥昭雄会長の「リーダーが育つ55の智慧」という書籍から「勉強になる!」という内容を紹介していきます。

今回は、
「20代は身体で覚え、30代は過去を否定し、40代で新しいものを創る」について。

あっ、私と同じ考え方だと思ったので目に留まりました。私も20代がむしゃらに働きましたw。
ここでは書けないような長時間労働を経験しました。

今ではブラックと言われるので、それを求めることはしませんが、20代の働き方があったから今があると思っています。

20代の経験は30代に出る。30代の経験は40代に出ると言われて育ってきましたが、今ではもう少し早く、

20代前半の経験が20代後半に。
20代後半の経験は30代前半に。
30代前半の経験は30代後半に。
30代後半の経験は40代に。
と思っています。

似鳥会長は、仕事はスポーツと同じく、最初のうちは何度も繰り返していくことで身体で覚えていく。
20代は頭だけでなく仕事を覚える時期と説いています。

もちろん、効率的に仕事をすることも大事ですが、まずは経験値を貯める。
ひたすら反復して覚えることで見えてくるものがあります。
この経験が「観察・分析・判断」の能力がつくのです。

20代は上手くいかないことも多いですが、これも経験です。


そして30代は、これらの経験を活かし、生産性の高い仕事をする。
過去と現状を否定し、任されている仕事の仕組みや手法に自分なりに考えた改善を加えていくことで会社が成長し、個人としての能力もさらに高まっていく。


そして40代でこの経験を活かし、新しい仕組み・ものを創る。


一方でニトリの給与体系は、年功序列ではなく、40代、50代になって歩みが止まる人は降格が始まり、給与も下がる制度です。
過去の栄光にすがっている人はまずいです。

こういった仕組みを構築して会社を発展させてきたのです。


「20代は身体で覚え、30代は過去を否定し、40代で新しいものを創る」

同じ考え方だと共感しますね。




最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
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コロナ対策を施しての開催ですので、ご安心ください。

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早めのお申込みで、新入社員の方も安心です。

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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社

【編集後記】
あれほど鬼滅の刃と書いていましたが、まだ映画は観ていません。
観る観る詐欺になりそうなので、12月中には行ってきますね。

この記事を書いたプロ

北出慎吾

社会保険労務士として企業の成長に寄り添う人事労務のプロ

北出慎吾(北出経営労務事務所)

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