経済産業省から新型コロナウイルス関連情報
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。はい。ゴルフシーズンですね。最近ゴルフに行くと天気がいいので気分も上々です。スコアは上々というわけにはいきませんが、一緒に回るメンバーに恵まれ楽しくラウンドしています!
今の管理職がどのような意識で仕事をしているのか非常に気になりますよね。株式会社ラーニングエージェンシーは(旧トーマツイノベーション株式会社)管理職意識調査を実施し、その結果を公表しました。今回は3回シリーズのまとめです。報告書では今回の調査結果のまとめとして3つのことに言及しています。
第一に、毎年目標を達成している管理職は、業務におけるマネジメントの割合が比較的高い。「ややマネジメント寄り」「マネジメント中心」という回答は35.1%、「マネジメント半分プレーヤー半分」まで含めれば過半数が含まれます。このことから、毎年目標達成している管理職の多くの方が、業務の半分以上をマネジメントに割いていることが分かります。
第二に、毎年目標を達成している管理職には、部下の成長を実感している方が多いということです。部下の成長については、管理職の年数に関わらず約半数の方々が悩みのひとつとして挙げました。そうした中で、毎年目標を達成している管理職の方の多くが部下の成長を実感できているのは、部下との対話時間と関係があるかもしれません。部下の成長度は仕事の報告以外の対話時間と正の相関関係にあることが本調査で示されています。部下との必要な対話時間を確保することで成長をサポートし、実際に部下が成長して部門の目標も達成しやすくなるといった好ましい流れができていると推察されます。
第三は、毎年目標を達成している管理職は自己研鑽にかける時間が比較的多いことです。39.8%の方が月間6時間以上を自己研鑽にあてており、さらに月間11時間以上をあてている方に限っても21.1%いました。目標を達成したことがない管理職の8.0%、2~3年に1回は目標を達成している管理職の12.6%と比較すると大きな差です。部下だけでなく管理職自身もスキルアップを図ることが、目標達成に必要な知識やスキル向上につながっていると考えられます。以上のことから部門の目標達成につながるマネジメント力を持つには、
1.管理職自らの自己研鑽にかける時間を確保し継続的にスキルアップする。
2.プロジェクトチーム全体で目標達成できるよう、メンバーをしっかり巻き込んでいく。
3.定期的なコミュニケーションによって部下との良好な関係を築きながらメンバーそれぞれの特性を理解すること、そして適切な指導を通じて部下の能力開発をサポートする。
が、これからの管理職により求められていくことがわかります。会社としてどのような体系を作るかが大事なことですね。
最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
【編集後記】
先日、弊社スタッフとラウンドしました。今年ラウンドデビューした者もいるのでゴルフのイロハを伝えながらラウンド。こういう時間も大切ですね。