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働きアリの法則

2018年11月15日

テーマ:コラム

コラムカテゴリ:ビジネス

2:7:1の法則


心理学

物事を考えるときに2:6:2の法則というのが使われます。

働きアリの法則とも言われますが、働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。

働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割はサボっている。

というものですが、北海道大学の長谷川英祐氏が「進化生物学」の見地から詳しく研究し、アリの前に仕事が現れた時、まず最も腰の軽いアリが働き始め、次の仕事が現れた時には次に腰の軽いの低いアリが働く、と言う形で、仕事の分担がなされている。

仕事が増えたり、最初から働いていたアリが疲れて休むなどして仕事が回ってくると、それまで仕事をしていなかった腰の重いアリが代わりに働きだすという研究結果を発表しています。

2:8の法則とも言われています。

ご存知の通りこれらは、仕事にも人間関係にも表れます。

人と人には相性があるというのは生きていればわかってきますよね。

心理学者アドラーは人間関係の相性の法則として
 2:6:2の法則
 2:7:1の法則
を述べています。

2割の人はどんなことがあっても共感を持ち、1割の人はどんなことがあっても受け入れられない。

残りの7割は相手の出方次第でどちらにも変わるというものです。

つまり100%人に好かれる人はいません。

こう考えると、結構楽になります。

逆に100%好かれようとするとムリがかかります。

講演会でも1割の人は受け入れられないと考えると講演も気楽になります。(笑)

好意を抱いてくれる2割の人、そして7割の人に伝えることによって8割近くの人にわかってもらえる。


この状況を理解したうえで仕事や人間関係構築に望むと違った世界が見えてきます。

そしてその上で自分が改善できることを考えると新たなステージに行くことができます。


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この記事を書いたプロ

北出慎吾

社会保険労務士として企業の成長に寄り添う人事労務のプロ

北出慎吾(北出経営労務事務所)

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