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コラム

心理的安全性を高める学習して成長する職場

2022年2月25日

テーマ:コラム

コラムカテゴリ:ビジネス

おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。もうそんなに雪は降らないでしょ?と思っていましたが、今シーズン最強寒波は強かったですね。北海道や北陸の雪多い!!福井もまだ雪が降っていますが、週末は天気がいいみたいなので、ようやく春近し!

「心理的安全性」シリーズ。今回は、【学習して成長する組織】について触れていきます。【ヌルい職場】、【キツイ職場】は組織の改善が必要ですが、どのような職場を目指すのか気になりますね。それは「心理的安全性、仕事の基準がともに高い職場」であり、【学習して成長する職場】です。心理的安全性を機能させるものが基準の高さであり、目指すべき姿は、心理的安全性も仕事の基準も双方高く、成果が出る組織、チームです。理想ですよね。学習して成長する組織では、
1.職場のサポートが得られる
2.仕事の意義が示され、やりがいや成長の実感が味わえる
3.努力に対して承認や感謝が見返りとして得られ、より適切な行動を促してもらえる
4.適材適所の配置で自発的・自律的に努力できるようになる
という4つがモチベーションとなり、「健全な衝突」が促進されます。それによりメンバー自身が学習し、パフォーマンスの改善がもたらされ、中長期でパフォーマンスを上げることにつながっていくのです。Googleは効果的なチームのあり方を数年かけて研究し、その結果、心理的に安全なチームこそパフォーマンス、創造性、収益性が高く、メンバーの離職率が低く、また多様なアイデアを効果的に活用することができるといった結論を得ています。ではどうしたらいいのでしょうか。【学習して成長する職場】を実現するためには次の4つの因子が有効だと言われています。
1.話しやすさ:話す・聞くという行動
2.助け合い:助けを求める・助けるという行動
3.挑戦:挑戦する、歓迎する、機会を与える、機会を掴むという行動
4.新奇歓迎:個性を発揮する、個性を歓迎する、適切な配置をする
→これらの行動がチームの中で多く見られる時、そのチームは心理的に安全です。自社分析をしてみると何が出来ていて何が足りないのか客観的に見てみるといいでしょう。パフォーマンスを高める組織を作る。そのためには何が必要なのか。ひとつひとつ実践してみましょう。

最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
https://kkr-group.com/inquirys
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社


【編集後記】
なんと来週からもう3月。3月になるとゴルフシーズン、ランニングも開幕しますね^^

この記事を書いたプロ

北出慎吾

社会保険労務士として企業の成長に寄り添う人事労務のプロ

北出慎吾(北出経営労務事務所)

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