組織・人材マネジメントにおける課題3
おはようございます。ヤクルトファンの皆様おめでとうございます!!福井の社会保険労務士 北出慎吾です。今年の日本シリーズは盛り上がりましたね。6試合中5試合で1点差ゲーム。逆転に次ぐ逆転でしびれました!!第6戦は延長戦まで見入っちゃいました。20年ぶり6度目の日本一だそうです。
全国的に人手不足のニュースが出ていますね。私の主活動している福井県の有効求人倍率は、2021年10月末時点で1.80倍。全国平均は、1.15倍ですから福井県は未だに高水準が続きます。昨年の10月は、コロナ禍もあり1.48倍でしたので、1.80倍だと企業とすると厳しい状況ですね。1.48倍→1.80倍・・・( ゜Д゜)
先日、日経新聞にも、「新型コロナウイルス禍で落ち込んだビジネスの回復をにらみ、企業が働き手の待遇見直しを急いでいる。自動車や飲食など期間従業員やアルバイトの求人を増やしている。労働市場の一部で逼迫感も出ており、非正規従業員の待遇改善につながれば経済正常化の動きにも弾みがつきそうだ。」との記事が出ていました。
また、トヨタ自動車は9月末時点で2200人いる期間従業員を増やす方針も出しています。コロナ禍前の2600~2800人体制を視野に入れ、半導体不足など供給制約による減産分を挽回するには人手確保がカギとみています。そのため、入社時の支給金を2倍の20万円に引き上げています。大手企業でこれをやられたら、中小企業はますます厳しくなります。そのため、中小企業は身の丈に合った独自の方法で採用活動をするかしかありません。
人が採りにくくはなっていますが、採れないわけではありません。求人票の工夫や見せ方によっていい人材を獲得することは可能です。仮に1ヶ月まったく応募がないのであれば、求人の仕方を思い切って変えてみることも大事な決断です。
応募がない3つの理由は
1.自社の求人が認知されていないこと
2.自社の求人に魅力がないこと
3.条件に合った人材が存在しない
があげられます。このうちの8割は1と2が原因と言われています。求人していることをそもそも応募者は知らない。えっ!ハローワークやインディードに掲載しているのにそんな声が聞こえてきそうですが、そもそも掲載の仕方が間違っている場合があるのです。条件面だけ記載したのでは、自社の魅力は伝わりません。1と2を見直すだけで応募者数はぐっと増えます。ぜひ実践してみてください。もし自社で難しいなという時にはご相談ください。
最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
【編集後記】
弊社スタッフにもヤクルトファンがいるので、優勝後の最初の出勤日にスタッフ全員にヤクルトを配っていました。この気持ちわかります(笑)