2020年の民間給与実態統計調査

2021年10月7日

テーマ：コラム

コラムカテゴリ：ビジネス

おはようございます。
プロ野球も終盤となり、続々と戦力外通告が出されていますね。
当たり前ですが、プロの世界は厳しいなあと感じている福井の社会保険労務士　北出慎吾です。

ドラフト1位で入ったものの、なかなか結果が残せないルーキーもいるわけで、環境に順応できるかも立派な能力の一つですね。
また、育てる土壌があるか、怪我なく結果を出し続けることができるかも大事な要素ですね。大リーグ大谷選手のMVPも気になるところですw

民間企業で働く人の去年1年間の平均給与が先日発表されました。
国税庁による「民間給与実態統計調査」によると、2020年の1年を通じて民間企業で働いた会社員やパート従業員などは5,245万人。平均給与は433万1,000円という結果でした。これは役員も含まれています。

また2019年に比べ3万3,000円、減少率は0.8％、2年連続での減少でした。コロナの影響も大きいため、2020年のデータは参考にはなりませんが、自社の平均給与を見る際に一つの目安にしておきたいものです。

男女別では、
・男性が532万2,000円
・女性が292万6,000円

役員を除く、正社員と非正規雇用の人で比べると、
・正社員が495万7,000円
・非正規が176万2,000円
という結果でした。

もう少し中身に触れていくと、特に賞与の減少で平均給与が下がったことが要因として考えられます。実際、平均給与の中身を見ると、平均給与は368万5,000円で前年比プラス0.7％ですが、平均賞与は64万6,000円で前年比マイナス8.1％となっています。
平均給与を12ヶ月で割ると、月30万ということですね。賞与は業績連動によるところが大きいので、全体としても厳しい企業が多かったと予想されます。

年齢階層別の「平均給与」は
「20～24歳」260万円
「25～29歳」362万円　
「30～34歳」400万円
「35～39歳」437万円
「40～44歳」479万円　
「45～49歳」498万円
「50～54歳」514万円
「55～59歳」518万円　※ここが一番ピーク
「60～64歳」415万円
「65～69歳」332万円
「70歳以上」285万円　でした。

ぜひ参考にしてください。

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福井の社会保険労務士
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【編集後記】
10月に入り日本のプロ野球も優勝争いが本格化してきました。投手、打者の個人タイトルも気になるところですね。