人事労務に関するトップマネジメント調査結果 2
おはようございます。
久しぶりに日本シリーズをゆっくりと観た福井の経営人事コンサルタント・社会保険労務士の北出慎吾です。
ソフトバンクの強さが際立っていますね。
メルマガを書いている現在、3連勝です。
あと1勝で日本一が決まりますがジャイアンツが意地を見せるか、見どころですね。
記録上、ソフトバンクは、日本シリーズでの連勝記録を11に伸ばし、セリーグを圧倒しています。
勝ち続けることは難しい、でも勝ち続けるための何かがあるのでしょうね。
これはまた日本シリーズが終わった後にどなたかが解説してくれるでしょう(笑)
33期増収増益を続けているニトリホールディングスの似鳥昭雄会長の「リーダーが育つ55の智慧」という書籍から「勉強になる!」という内容を紹介していきます。
今回は、「前任者の否定から始まる」について。
言葉だけを聴くと、きついイメージを持つかもしれませんが、改善提案をする際、現状を打破する際、今までと同じことをしていたのでは、新たな光は見えてきません。
また、時代が刻々と変化する中、やり方自体を見直しすることで新しいやり方も見えてきます。
1年前にはコロナが経済に大きな影響を与えるということは想定されていなかったはずです。
その中で今までのやり方に固執し続けたのであれば、時代からとり残されてしまいます。
・人海戦術で行っていたことをシステム化する。
・エクセルで行っていたことをシステム化する。
・対面形式で行っていたことをリモート化する。
・紙でのやりとりしていたことをデータ化する。
・行き当たりばったりの教育を教育システムとして確立し、システム化する。
・AIを駆使して、来客予想をする。
などなど今までのやり方(前任者のやり方)を否定して上手くいくことは数多くあります。
当たり前と言えばそうですが、もっとうまく、効率的にできる方法はないか。と日々考えることが必要で、
そういった社員は目の付け所が違いますし、仕事の覚えも早い。そして論理的に物事を捉えることが出来ます。
また発言も的を得ています。
書籍には、
「私がやってきたことをどんどん否定してもらっていいので、会社を成長させてほしい。くれぐれも私のやってきたことを真似したり、続けたりしてはいけません。」
と記されています。
間違ってはいけないのは、楽だから、面倒くさいと言ってやり方を変えること。これだと目的が逸脱する恐れがあり、力は衰退します。そういう人がリーダーになると一気に組織は崩壊します。
(何も考えずに行っている人はこのパターンもあり。)
面倒くさいことが価値を生むことだってあるのです。
目的を度外視した効率化は、衰退への道です。
「前任者を否定する」
組織が成長するためには、必要な考え方と行動。
だからこそ、33期連続増収増益なのですね。
ニトリの家具は、最近購入していないですが、ちょっと気になり始めたので、今度行ってみます。
最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
https://kkr-group.com/inquirys
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
【編集後記】
日本シリーズがソフトバンクの4連勝で終わるとシリーズのスポンサーが大打撃を受けるという情報もありました。
確かに7戦あるところが4日で終わると、これは大きいですね。