「新入社員、入社1年目の壁調査」最終回
おはようございます。
ぼぉーっとし過ぎて、コンビニのアイスコ―ヒーのカップを開けずにコーヒーメーカーにセットし、コーヒー1杯を無駄にした福井の経営人事コンサルタント・社会保険労務士の北出慎吾です。
ボタンを押した瞬間、すでにコーヒー豆が焙煎。
安全防止のためコーヒーメーカーは開かず、カップの上にコーヒーが注がれるのをただただ、見守るしかできず、店員さんと一緒に掃除をしました。
大変ご迷惑をおかけました。反省、、、、。
さて、今日も人材育成の話です。
前回、目標設定について、「目標は見つけるものではなく決めるもの」とお伝えしました。
数名の方からご質問を頂いたため、結構同じような悩みを持った方がいらっしゃるんだなと感じました。
そこでもう少し掘り下げて話をします。
目標がすぐに見つかる人、目標を決める人はある意味ゴールを設定してそのゴールから今すべきことを逆算する「逆算式」と呼ばれる思考です。
一方、なかなか目標を決めることが出来ない、目の前のことを一つ一つ積み上げて今の現状を打破する方法を「積み上げ式」と言います。
私も学生時代は、「積み上げ方式」でした。
目の前の基礎を繰り返し繰り返し行うことで結果は自ずとついてくるとという考え方でした。
実際これで成果を上げたこともあります。
しかし、仕事をしているとそれでは限界が来ることがあるのです。
「積み上げ方式」は現状から出発し、今、できる範囲内で物事を考えます。自分の経験、自分が大事にしていること、延長線上で考えるので、思い切った工夫、改善というものはなかなか出てきません。
一方、「逆算式」は、ゴールを設定し、ありたい姿、なりたい姿、つまり理想・期待から出発し、それを実現するためには今何をすれば良いかを考えます。
それにより、経験だけに捉われず、あらゆる方法で物事を解決しようとします。結果、思い切った工夫、改善が出てきます。
俯瞰的に物事をとらえることが出来ます。上に行く立場の方はこの考え方がないと厳しいですね。
どちらがいいか?というとタイプもありますが、仕事をする上でスケジュール管理が大事な仕事は逆算式です。積み上げ式だと結果は同じでもスケジュールが読めません。仕事をする上で任せにくくなりますね。
一方、積み上げ式でも効果を上げている人もいます。
但し、周りからすると仕事の進捗が見えない、納期が間に合うかなとと心配になることもあります。
逆算式の考え方を持たないといつまで経っても目の前の事しか見ていないと言われかねませんので、注意が必要です。
つまり、積み上げ式のタイプも逆算式の考え方を持つことが必要ということなのです。
逆算式と積み上げ式、状況によって使い分けることが出来れば一番いいかもしれません。
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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
【編集後記】
人生初めての経験です。コーヒーメーカーでの失敗。
意外?とドジなのですが、その一面を知っているのは家族だけかもしれません。