今年の新入社員の働き方は?
おはようございます。
福井の経営人事コンサルタント・社会保険労務士の北出慎吾です。
6月も中盤となり福井県の新型コロナウイルス感染者は50日連続ゼロとなり、県民の努力が伺える結果になっていますね。
仕事も通常の打ち合わせやオンラインでの打ち合わせとハイブリッドとなっています。
プロ野球もいよいよ開幕。今年は例年とは一味違う感覚ですね。
これはこれで楽しみです!
さて、それでは本日もよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスの影響でリモートで仕事をする人が増え、テレワークの導入や働き方の見直しが進んでいます。
今までリアルありきで仕事をしていたものの会社に行かなくてもできるのであればそれも一つの働き方。
大都市圏を中心にテレワークの導入がどんどん進んでいます。
一方、オフィスの解約が相次いでいるという情報も入ってきています。
確かに、テレワークで仕事ができれば高い家賃は必要なくなりますね。
また、テレワークが一般的になると生産性を上げる社員、そうでない社員が明確にわかるようにもなります。
仕事をしている状況が見えにくいため、どうすれば時間内に仕事を終えるかを考え、仕事のやり方やスキルアップ、処理スピードなど色々なことを変えていかなくてはなりません。
見えないからこそ、できる人とそうでない人との差はどんどん離れていきます。
新入社員や経験値が浅い人は先輩や上司につきっきりで仕事を教えてもらうことができなくなり、自ら調べたり、スキルを上げる努力が必要となりました。
結果、「時間ではなく成果で評価をする」という考え方も増えてきています。
パーソル総合研究所(東京)の調査によると、
・テレワークをする会社員の38%が「上司や同僚から仕事をサボっていると思われていないかとの不安を感じている。」
・一方の上司は46%が「業務の進捗が分かりにくい。」
と回答しています。
また社員の不安を複数回答で聞いたところ、
40%の人が「非対面のやりとりは相手の気持ちが察しにくい」、
35%の人が「サボっていると思われないか」「上司から公平・公正に評価してもらえるか」
と感じているようです。
新型コロナウイルスの影響は働き方の見直しが進むという反面、優秀な人はどんどん活躍するという時代になっていきそうですね。
採用の相談も多い一方で、雇用調整や評価制度のご相談も入ってきています。
人事評価や採用、雇用問題などご相談ください。
お手伝いできることはあると思います。
オンラインでのご相談も承っております。
採用、雇用調整のご相談は福井の北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社まで。
【編集後記】
プロ野球開幕。無観客試合とは言え、スポーツができる喜び、観戦する喜び。ビール片手にかんぱーい!