間違った日本語
福井の経営人事コンサルタント・社会保険労務士の北出慎吾です。
いよいよ今年も残り10日となりました。
今年の当社のテーマは、「For The Team」。
チーム一丸となって、我々の価値を最大限に発揮し、お客様から選ばれる事務所になることを掲げました。
チームとはどういうことなのか、自分の価値や行動を振り返るテーマとなりました。
テーマを掲げると、その意図を考えることも大事なことですね。
いつもお読みいただきありがとうございます。
時代はESよりもエンゲージメントへ
これまでも何度か登場しているエンゲージメントという言葉。
エンゲージメントは、
「従業員の一人ひとりが企業の掲げる戦略・目標を適切に理解し、企業や仕事に価値を感じ、自発的に自分の力を発揮する貢献意欲のこと」
を指します。
従業員満足(ES)は、
「従業員が企業や現在の仕事、職場の人間関係、福利厚生や労働環境、待遇などにどの程度満足しているかを示す指標」
です。
ESは、あくまで「満足度」であり、エンゲージメントの「自発的に貢献するという態度・意欲・姿勢」とは異なります。
働き方改革が進む中、これから会社としてどちらに力を入れていくべきなのでしょうか。
ESは定着という面で大事なことですが、生産性に目を向けると、早い段階でエンゲージメントに力を入れるべきだと考えます。
エンゲージメントを高めることにより従業員が自発的な行動となり企業への貢献が高まります。
企業への貢献度が高まると社内も活性化し、チームワークも向上する。業績も良くなる。
組織においてこの「エンゲージメント」が注目されていることは今までもお伝えしてきた通りです。
そのためには企業としてのミッションやビジョンバリューなどを伝え、従業員一人一人に向けて自発的に行動してもらうことが必要です。
ぜひ、来年はこのエンゲージメントに取り組んでみませんか?
いつでもご相談ください。
【編集後記】
今年の漢字が「令」になりました。
もうこれは納得というか、そうだろうね
という感じです。
ちなみに私の今年の漢字は「変」
変化を意識した年でした。