中留め交換。ブッシュ式。グッチの時計１０１Ｍ

2017年9月7日公開 / 2017年9月15日更新

コラムカテゴリ：くらし

おはようございます。
本日はベルトの中留め交換の記事を書かせて頂きたいと思います。

本日お預かりした時計はこちらになります。

ベルトの中止めがが片方壊れています。
こういった場合、純正部品をご希望の方はGucciさんのお店に直接もっていっていただき交換依頼が必要です。

しかし、同じような物で使用できればいいのであれば交換対応が可能かもしれません。
※取り付け部品が１ミリでも大きかったりすると取り付けできない事が多く、交換できない事もあります。

勇進堂では沢山に種類の中留め部品をそろえています。

今回はこの中から取り付けできそうなものがありましたので、交換修理を受けさせて頂きました。

ベルトの中留め修理

まず、ベルトから中留め部分を取り外します。

次に交換できそうな部品を探していきます。
今回はこちら（下の写真）の部品を少し削れば装着出来そうなのでこれを使用していきたいと思います。

画像をご覧の通り代替の中留めの方が取り付け口が少し大きいです。ですので、カッターで切り長さを調節していきます。
この際に切りすぎないように気を付けていきます。
どうでしょうか？これなら取り付けできそうです！

取り付けれる大きさになればカッターで削った場所を滑らかにする為、やすり等を使用して加工してから元のベルトに取り付けを行います。

どうでしょうか？
これなら見た目にもあまりわからないくらいだと思います。

納期や料金

今回の作業は

お預かり期間　　１時間程度

金額　　　　　　　￥4,500

にて作業させて頂きました。
形状や大きさによっては対応できない物もございます。
なるべくお客様のお力になれるように努力はさせていただきます。

もし、ベルトの中留でお困りの方がいらっしゃいましたら、一度ご相談ください。

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※現在、勇進堂では四国内以外の郵送で送られてくる修理の対応を控えさせていただいております。ご来店後、修理をお預かりし、修理後に県外への発送はご都合により受けさせて頂いております。県外からのお問合せをいただくお客様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。
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大切にしている仕事は電池交換です。電池交換ぐらいどこで交換してもいいやって思うのは危険です！電池交換という作業は色々な経験をしてきた僕でも今でも緊張をもって交換しています。電池交換には勇進堂は命かけています。電池交換にはぜひご相談ください

この記事を書いたプロ

時計修理のプロ

川口誠（時計工房　勇進堂）

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