自動巻き機構の組み立てとテンプの組み上げ。オートマチック機構

2013年11月30日公開 / 2014年6月3日更新

コラムカテゴリ：くらし

先日よりアメーバというサイトで自己紹介サイトを作っていただきました。このサイトに修理料金表などをアップさせているので参考にしていただけると助かります
時計工房　勇進堂のamebaのサイト

お久しぶりのコラムです


時計の心臓ともいえるテンプを組みました。このテンプによって時計は遅れ進みの調整をされています。こうした小さな部品ですがとても大きな意味合いを持って作られています。時間不良に陥った時計の8割近くがテンプの不具合でしょう。もし、このテンプが壊れてしまうと時計の精度もでません。また、非常に元に戻す修理が難しく一度変形してしまったテンプはずーっと精度が悪い時計として使っていくことになります。
このテンプを壊す原因は僕が考えるに
①水入りなどが原因で錆びた
②時計を落としたとかの外的ショック
③磁気帯び
④部品の欠損による影響
どれも、考えられるものです。磁気帯は磁気を取り除けば直るのですが錆びてしまってからではとても修理は不可能です。できることでしたら防水不良になる前に時計のメンテナンスして時計の状態を知っておくのも必要でしょう

自動巻きの時計です最初の画像が自動巻きのローターと言われる部品です。このローターはボールベアリングを使っていてとても動き回っています。ここのベアリングが油切れ状態になって時計を使っていると時計を振った時に高い金属音がしたりします。変な音がした場合は時計店へ持って行って状態を見てもらいましょう。

自動巻き機構はこの場所にはまっています。
時計の分解掃除はなかなか動いているからまだいいやって思いがちですがとても大切なメンテナンスなんです。もし、時計の修理でお困りがありましたらご相談いつでもお待ちしています

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おかげさまで開業以来85年です

時間とともに修理を重ねてまいりました

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この松山の地で時間を重ねてこれからも修理に励んでいかせてください

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 なぜ分解掃除が必要なのか？最初に読んでいただけると時計のメンテナンスの事がわかります
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大切にしている仕事は電池交換です。電池交換ぐらいどこで交換してもいいやって思うのは危険です！電池交換という作業は色々な経験をしてきた僕でも今でも緊張をもって交換しています。電池交換には勇進堂は命かけています。電池交換にはぜひご相談ください。

昔の時計も出来る限り修理対応させていただきます。
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一言、防水試験してくだいと言ってください

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