個人事業主で白色申告ですが、住宅ローンは借りられますか?
低金利の今のうちに住宅ローンを借換えたいとお考えの方は多いかと思います。
ですがその前に、「住宅ローンを借換えた場合」と、「今の住宅ローンを繰上げ返済した場合」とで比較検討をしてみましょう。
以前、「住宅ローン借換え」と「繰上げ返済」、両方のメリット・デメリットについてお話をしました。
住宅ローン借換えのメリットとデメリット
住宅ローン 繰上げ返済 『6つのデメリット』
それらをふまえた上で、比較してみましょう。
借換えと繰上げ返済の大きな違いは、「手持ち資金を使用するか否か」です。
借換えは、諸費用もローンに組込める金融機関を選べば、手持ち資金を使用せずに完了する事が出来ますが、繰上げ返済は確実に手持ち資金を使用します。
手持ち資金に余裕がある状態なら問題ありませんが、もしあまり余裕がない状態で繰上げ返済をしてしまうと将来の自分を苦しめる事になりかねません。
手持ち資金に余裕がないけれど、住宅ローンの状況を改善したいという場合は、繰上げ返済ではなく諸費用を含めた借換えを検討してみると良いかと思います。
但し、諸費用の分だけローン残高を増やす事になりますので、その点を納得した上で借換えを検討していただきたいと思います。
見逃しがちなのは、ご自身の時間や労力に関する部分です。
繰上げ返済はインターネット上でも完結できますが、借換えは銀行選びに始まり必要書類の調達や銀行訪問等の時間と労力が必要です。
諸費用を含めた借換えと繰上げ返済を比較した結果、効果がそう変わらない場合、手持ち資金に余裕があれば繰上げ返済、手持ち資金を減らしたくないのであれば借換えるというのも一つの選択方法ですね。
皆さんの考え方によって判断が変わってきますので、借換えと繰上げ返済、是非よく比較して充分納得した上で選択してくださいね。
ご参考になれば幸いです。
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