認知症になったら避けられない@賃貸経営の認知症対策
千葉市の賃貸経営相談室『マリブ不動産コンシェルジュ』の石田でございます。
大家さんは入居者さんから突然、想定外の申し出を受けることがあります。
こんな事が起きたらあなたならどう対処しますか?
◎入居者さんからの申出と大家さんの悩み
網戸がない物件で、夜に外から入ったねずみに入居者が咬まれました。
入居者さんから『網戸が無いからネズミが入ってしまい噛まれてしまったので、責任をとって欲しい』と言われました。
この場合、大家さんが責任を取らなければなりませんか?
◎対応策について
こういう入居者さんがいらっしゃると、大家さんは色々と気苦労が絶えず、大変なことと存じます。
若干クレーマーさんに近い申し出のように思いますので、このような入居者さんに対しては穏便に済ませたいところです。
今回のケースでは、事前に入居者さんから『ネズミが出るので駆除して欲しい』と言われていた場合で、その駆除依頼に対応せずに放置していた場合は、その責任を負う可能性があります。
ですが、ネズミ駆除などの依頼が無かったのであれば、外部から進入してきた小動物による危害について、大家さんが責任を負うことはありません。
また、網戸がない住宅は世の中たくさんありますので、元々『網戸がない』なら『過失』ではありません。
加えて、『網戸がない』ことと、『ネズミが侵入する』ことは、直接の因果関係が無いです。
逆に言いますと、『入居者が窓を開けていた』事が、ネズミが侵入した直接の原因ではありませんか?
なので、入居者さんが『窓を開けていた』のなら、犬・猫・ネズミ・鳥・虫・泥棒など、何でも侵入する可能性があるので、『網戸の有無』は一切関係ありません。
ただ、一方的な話し方では今後の関係が少し心配なので、予算的に可能でしたら、網戸を取り付けるのも一考の余地があるのではと思います。
『網戸の網の補修は入居者さんの負担で良ければ』と一言添えて、聞いてみてはいかがでしょうか?
この場合は、合意と同時に書面に一筆貰って下さい。
大変かと思いますが、引き続き頑張って下さい。
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