英検1級道場ー英検1級要約問題の指導方法について困惑しています

山中昇

山中昇

テーマ:要約力強化のために

2025-3英検1級の試験結果が出ました
世の中でも話題になっている通り、要約問題0点という採点が多数出て問題視されています
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5215875/☚この記事です

私の受講者でも、今回3名から報告が来ています
Wの点数、24点が2人、28人が一人
いずれも要約は0点でした

Wが44点以上であれば1次試験合格と思われていた受講生から、いまだに連絡がありません
おそらく、びっくりするような低い点数であったのではないかと懸念しています

要約の採点については、さまざまな推測や意見が飛び交っています
文字数が不足していた場合(あるいはオーバーした場合)は、問答無用で0点という極めて乱暴な方法をとったのではないかと言われています

つまりは、文字数が何よりの第一条件であり、内容が合っていたとしても、ある程度書かれていたとしても、まったく考慮せずに0点をつけたのではないかというのです
要約の評価が4項目に分かれているにも関わらず、すべてが0点というのは、あまりに安直で納得がいきません

0点を受けた人たちは、すっかり気落ちしてやる気を失っています
今回、このような乱暴な措置をとった英検に対して、私は怒りを覚えます

私も受験して合格はしていますが、Wでは納得がいかない点数でした
RとLの得点が高かったために、不合格にはなりませんでした

記事の一覧表にある、CSE2024の高校一年生は、R+Lで前回よりも11点アップしています
ところが、Wが期待はずれの40点であったため、あと1歩で涙をのみました

一方で、受講者ではありませんが、8点という方もいました
文字数は条件に合っていたのに、2、2、2、2をつけられたと考えられます
これもずいぶんとひどい話です

今回合格したCSE2077の高校生は2回目の合格です
前回は、Wが59点でした
実力はあがっているのに、今回44点、一気に15点も下がりました
要約0点ではないので、内容についての評価が厳しくなったと考えざるを得ません


英検解答例をあらためて見ると、オーソドックスな形で書かれています
この解答例が満点だとすれば、何が減点の理由になるのか、まったくわかりません

受験した方たちの話を聞いてみると、内容は英検の解答例とそれほど変わらないということでした
にもかかわらず、点数が伸びない理由が見当たりません

つまり、採点基準がわからないために、生徒をサポートする私としては、
どのように指導すべきがわからなくなっています

今後の対策はどのようにすればよいのか、考えてみました

・文字数制限内に必ずおさめる(カウントの時間はかかる)
・段落ごとに内容を把握し、できる限り自分の言葉で書く
・第1段落、第2段落は1文ずつで書く(長くなるが、過去の解答例はすべてそうなっているので)
・第3段落は(2~4文で書く、過去5回は2文、今回は4文)

これだけやっても不安はぬぐいきれません
RとLでしっかりと得点し、Wで予想外の得点であったとしても、不合格にならないようにする
(私ほか実例はあります)

いずれにしろ、試験ではありますし、試験官はあくまでも英検協会
聞く耳はないにしろ、このような意見があることを知ってほしいです

一生懸命勉強し、会場でも全力を出そうとがんばってきた受講生たちが、
0点というあまりに一方的で厳しい評価で落ち込んでいるのを見て、気の毒でなりません

英検理事長にこのような内容の手紙を送ることも検討中です
私自身が不合格であったら、落ちた者の遠吠えにしか聞こえないかもしれませんが、ひとこと言わずにいられない心境です

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算90回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

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