英検1級道場-2015-3英検1級単語問題の研究-傾向と対策
英検1級道場で「上級者用グループレッスン」を担当して頂いている長岡先生が、日本人の多くが誤解している英語表現に関して列挙してくださいました
注:上級者用グループレッスンはこちらをご覧ください
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/seminar/5012988/
. apparently
2025/12/24にレポートしました https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5211750/
. a number of
. earlier this year, later this year
. multiple people (cats, dogs, etc.)
. accountability
. hundreds of, thousands of, millions of
. a couple of
. doubt とsuspectの混乱
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今日は a number of について解説します
chatGPTに詳細な指示を出し、レポートとしてまとめてもらったので皆さんとシェアします
結論から言うと、a number ofとthe number ofの意味は似ていますが、用法・語感・文法上の振る舞いは明確に異なります。
1. a number of の基本的な意味と正体
a number of + 複数名詞 「かなりの数の」「いくつもの」
重要なのは、
number はここでは「数そのもの」を表す可算名詞 であり、数量表現(many / much)とは文法的に別物だという点です。
2. 文法上の最大の違い(動詞の一致)
a number of + 複数名詞 + 複数動詞
A number of students are absent today. 何人もの生徒が欠席している
一方で:
the number of + 複数名詞 + 単数動詞
The number of students is increasing. 生徒数は増加している
a number of = 生徒たちが主語
the number of = 数という概念が主語
ここは日本人が最も混乱しやすいポイントです。
3. many / a lot of との意味の違い(語感)
表現 ニュアンス
many 客観的に多い
a lot of 口語的・量が多い
a number of 想定より多い/注目すべき数
比較例
Many people attended the meeting. 普通に「多くの人が出席した」
A number of people attended the meeting. 「予想以上に人が来た」「無視できない人数」
a number of には話し手の評価・驚き・問題意識が含まれやすい。
4. 学術英語・新聞で好まれる理由
a number of は次のような文脈でよく使われます:
問題提起、例外の多さ、影響の無視できなさ
例:
A number of studies suggest that the policy is ineffective.
(複数の研究が示している → 重み)
many studies よりも「根拠として十分な数がある」という含みを持ちます。
5. 日本人学習者に多い誤解まとめ
誤解 a number of = many と完全に同じ
正確には,
文法的には 名詞句
動詞は 複数形
語感は 「想定より多い」「注目すべき数」
6. 試験(英検1級・準1級)での注意点
the number of + 複数名詞 + 単数動詞 は頻出
many / a number of の言い換え問題でニュアンス差を問われる
ライティングでは a number of の方がややフォーマル
まとめ(1文で)
a number of は「多い」というより、「無視できない数が存在する」という評価を含む表現で、many とは文法的にも語感的にも別物である。



