英検1級道場ー英検の要約問題に対する取り組み方について、私なりの対策を立ててみました

山中昇

山中昇

テーマ:英検1次試験に関する情報

最近の受講生の多くから、要約の点数が思うようにとれないという訴えがありました

新しく設けられた要約問題でなかなか点数がとれない
英作文はそこそこ点数がとれるのに、要約ではかなり点数が低い
そのために、合格になかなか手が届かないというのです

これは1級に限らず、準1級、2級、準2級プラスに共通しています

最近、指導する中で私が特に有効だと思う対策法があります

それは、英検の解答例をまる写ししてみるという方法です

実のところ、私も含めて言えることですが、要約問題をきちんと書けているし問題ないと思われるにも関わらず、点数がちっともよくないのです
英作文よりも要約の方が圧倒的に点数が低い人がほとんどです

あれこれ考えた結果、出した結論は、英検が模範としている解答例に沿っていないことが原因ではないか、ということです

つまりは英検好みの文章になっていないというのが、私なりの見解です

したがって、英検が提示する解答例をまる写しすることによって、英検の目指すスタイルを習得することが早道だろうという結論にいたりました

ちなみに、準2級プラスは、問題文が2センテンスずつの3段落で構成されています
そのため、2つの文章をつなぐ、あるいは重要な1文だけを残すという方法で要約ができます
言い換えや例示と思われる部分は削除すればよいのです

2級も3段落で構成されていますが、1段落あたりは3~4センテンスです
解答例は、1段落を1文でまとめるという形になっています(一部、例外がありました)
段落の中に、2つの理由がふくまれているものが大半ですが、その場合は主語を一つにして、動詞を2つつなげれば解決できます

準1級、1級になると、1段落に5~7センテンスになるため、1~2センテンスでまとめるというふうになっています

いずれにしても、英検の解答例に即した書き方が必須と言えます

そのような方法でまずは、英検に合ったスタイルを身に付けてみましょう


興味がある方は下記からお問い合わせください
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/seminar/

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算90回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

自ら英検1級合格を続ける英語指導者

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ千葉
  3. 千葉のスクール・習い事
  4. 千葉の英会話教室・スクール・レッスン
  5. 山中昇
  6. コラム一覧
  7. 英検1級道場ー英検の要約問題に対する取り組み方について、私なりの対策を立ててみました

山中昇プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼