英検1級道場-戦い済んで日が暮れて 45回目の1級受験実況中継
最近の受講生の多くから、要約の点数が思うようにとれないという訴えがありました
新しく設けられた要約問題でなかなか点数がとれない
英作文はそこそこ点数がとれるのに、要約ではかなり点数が低い
そのために、合格になかなか手が届かないというのです
これは1級に限らず、準1級、2級、準2級プラスに共通しています
最近、指導する中で私が特に有効だと思う対策法があります
それは、英検の解答例をまる写ししてみるという方法です
実のところ、私も含めて言えることですが、要約問題をきちんと書けているし問題ないと思われるにも関わらず、点数がちっともよくないのです
英作文よりも要約の方が圧倒的に点数が低い人がほとんどです
あれこれ考えた結果、出した結論は、英検が模範としている解答例に沿っていないことが原因ではないか、ということです
つまりは英検好みの文章になっていないというのが、私なりの見解です
したがって、英検が提示する解答例をまる写しすることによって、英検の目指すスタイルを習得することが早道だろうという結論にいたりました
ちなみに、準2級プラスは、問題文が2センテンスずつの3段落で構成されています
そのため、2つの文章をつなぐ、あるいは重要な1文だけを残すという方法で要約ができます
言い換えや例示と思われる部分は削除すればよいのです
2級も3段落で構成されていますが、1段落あたりは3~4センテンスです
解答例は、1段落を1文でまとめるという形になっています(一部、例外がありました)
段落の中に、2つの理由がふくまれているものが大半ですが、その場合は主語を一つにして、動詞を2つつなげれば解決できます
準1級、1級になると、1段落に5~7センテンスになるため、1~2センテンスでまとめるというふうになっています
いずれにしても、英検の解答例に即した書き方が必須と言えます
そのような方法でまずは、英検に合ったスタイルを身に付けてみましょう
興味がある方は下記からお問い合わせください
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