英検1級道場-40回目の受験をしてきました
2025/10/08の記事で、2025-2英検1級 大問1 単語/熟語問題を使い、受験生のバイブルとされているパス単の有効性を検証しました
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5205185/←これです
この中で、単語18問についてこう書きました
■単語
・総単語数72(4択X18問)
・その内、パス単に出ている単語 29→40%
・その内、パス単に出ていない単語 43→60%
・正解の単語18個の内、パス単に出ているものがたったの5個 →27% すなわち、パス単でしっかり勉強していても、単語18問中確実に正解できたのは5問だけということです! これまでも、5訂版は受験対策としてはあまり有効とは言えない証拠を出してきましたが、ここまでくると、首をかしげざるをえません
あれ? 英検と旺文社は一体であり、パス単は英検の単語対策のためのバイブルではなかったのでしょうか? パス単が有効でないことが誰の目にも明らかになるような出題がされるということはどういうことなのでしょうか?
注:日本英語検定協会は旺文社の隣のビルであり、渡り廊下でつながっています。た、英検の理事長は長い間、旺文社創設者の関係者でした(赤尾さん)
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そこで、今日は、大問1の過去問約2000問(1997-2~2025-2まで)を入れてある私の単語ファイルを使い、ワードの検索機能を使って調べてみました
作業時間はほんの10分程度
■結論:2025-2英検1級大問1単語問題の大半が10~20年以上前の過去問から出ています! パス単5訂版が有効でない理由がわかりました!
パス単5訂版は2021/06/28発行ですが、どれくらい前の大問1の単語を対象にしているかは不明です
ですが、今回調べて、納得がいきました
5訂版がほとんど使いものにならなかった理由は簡単です 今回の単語の大半が10~20年以上前の過去問から出ています! もう一つわかるのは、同じ単語が、間隔を置いて繰り返し出題されているケースが多数あることです
他の級は調べていませんが、この2つの特徴は同様だろうと推察します
因みに、私は、試験会場で約10分で解き、全問正解でした
28年分の過去問を持っていて、日頃から練習しているので、当然と言えばそうです
下記がその結果です
何年の何回目の何番までわかるのですが、何番は省きました
1. embezzlement 2013-1, 2016-3
2. acclaim 1998-2, 2005-1, 2006-1, 2007-3, 2010-3
3. rife 2007-1
4. invigorate 2006-3, 2010-1
5. bemoan 2005-3, 2012-3, 2022-1
6. paramount 2001-3 2008-2
7. implore 1998-1, 2004-2, 2005-3, 2007-3, 2015-2
8. bravado 2003-3, 2012-3, 2022-3
9. impregnable 2009-1
10. intrepid 2001-2, 2005-3, 2007-2, 2012-3
11. incarcerate 2001-2, 2005-3, 2007-2, 2012-3
12. discord 過去問無し
13. discreetly 1999-1, 2001-1
14. consignment 2001-3, 2008-1
15. digression 2007-3
16. spurious 2000-2, 2004-3, 2021-2
17. dupe 2001-2, 2008-1, 2023-2
18. pawn 2004-1
年齢に関わらず、英語の実力をしっかりとつけたいという方は、
下記を参照ください
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https://mbp-japan.com/chiba/eiken/seminar/



