英検1級道場ーfallとcascadeとの違いについて(日本語では“落ちる/滝”と訳される)

山中昇

山中昇

テーマ:単語力向上のために

先日、fallとcascadeとの違いについて話す機会がありました
ナイアガラの滝はfalls
華厳の滝や那智の滝はfallかcascadeか? 
室内ネットワークでポートを分ける装置をカスケードタイプの------と呼んでいる

そこで、徹底的に調べて理解を深めるための情報を集めました
参考になさってください

なお、こうした単語に関する話題は、マイベストプロの「単語力向上のために」というカテゴリーでまとめています
合わせて参考にしてください
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/?jid=5008317☚これです

ChatGPTはこう答えました
他の辞書や参考書も調べたのですが、大筋で下記の内容でよさそうです

■ Fall

最も一般的で広い意味の「落ちる」。

人や物が上から下へ移動すること全般に使える。

単数でも複数でも使える。

名詞で「滝」を意味することもある(例:Niagara Falls)。

例文

The leaves fall from the trees in autumn.
(秋には木から葉が落ちる。)

Be careful not to fall off the ladder.
(ハシゴから落ちないように気をつけて。)

We visited the famous Niagara Falls.
(私たちは有名なナイアガラの滝を訪れた。)

■ Cascade

もともとは「小さな滝」「段々になって落ちる滝」。

水や光、髪、情報などが「段階的に、連続的に流れ落ちる」イメージ。

文語的・比喩的に使われることが多い。

例文

A cascade of water flowed down the mountainside.
(山の斜面を水が段々と流れ落ちた。)

Her hair fell in a cascade over her shoulders.
(彼女の髪は肩に向かって滝のように流れ落ちていた。)

The news caused a cascade of reactions online.
(そのニュースはネット上で次々と反応を引き起こした。)

■ 違いまとめ

fall → 一般的な「落ちる」、シンプルで日常的。

cascade → 「段々に流れ落ちる」「連鎖的に広がる」、比喩的・文学的。

つまり、

葉っぱや人なら fall。

滝、髪、光、情報が次々と流れるイメージなら cascade。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算90回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

自ら英検1級合格を続ける英語指導者

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ千葉
  3. 千葉のスクール・習い事
  4. 千葉の英会話教室・スクール・レッスン
  5. 山中昇
  6. コラム一覧
  7. 英検1級道場ーfallとcascadeとの違いについて(日本語では“落ちる/滝”と訳される)

山中昇プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼