英検1級道場-実りの秋 最後の総仕上げに忙しい受講生の皆さん
英語力向上に関してよくある質問と私の答えをまとめてみました
■Q 英検1級に合格する人たちに共通点はありますか?
◇A
・英語が好きである
・基礎力がしっかりしている
・地道にコツコツ努力を継続することができる
・研究熱心である
・R、L,Wでバランスよく得点できる総合力がある
・合格するまであきらめない
■Q 効果的な勉強法はありますか?
◇A 全般的には、感覚を活かすことが効果的です
単語:
・単語単体ではなく、単語の固まりや短い用例で覚える
・ビジュアルに記憶する
読解:
・語彙を増やす、
・基本的な文法(中学生レベル)を確実に身に付けておく、
・ロジックを理解する
・thatの使い方に気をつける(関係代名詞、指示代名詞、代名詞、接続詞)
・分詞構文を理解する
・ネイティブの音声を聞きながら、テキストを見て音読する
・意味を日本語で説明する(理解度を確認するため)
リスニング:
・ディクテーションが最強
・さまざまな英語を聞けるようにする
・英検のリスニング(パート①②③)は最強の教材
要約:
・段落ごとに意味の固まりで要点をまとめる
・英語で自分の言葉で書く
英作文:
・英検解答例に沿った形式で書く(パターン化する)
スピーキング:
・話す練習をする(自己紹介から始めるとよい)
・相手の話を聞く(リスニングも大事)
・あくまでも面接なので、相手の指示に従う
・苦手な人は英検3級の2次試験対策から始めるとよい
・フィリピンのレアジョブを活用してもよい(高度な英語力は10人に1人程度)
■Q 英検1級合格後の勉強について
◇A 英検1級合格証を手に入れても、本当の意味での英検1級レベルに到達していない人が多数です
例えば、英作文がたまたま高得点で合格してしまうと、単語力の不足、読解力の不足などが未解決のまま引きづることになります
その場合、いつでもご相談ください
■Q 最近、上級者用のグループレッスンを始めていますが、どのような狙いですか?
◇A
・英検1級合格したからと言って、英語の実力が保証されるものではなく、足りない部分も多々あるということ感じた
・合格後にしっかりした英語力を身に付けたり、維持するための仕掛けが必要だと考えた
・7月からのコースでは、11名が受講中であり、8名が英検1級合格者、3名はあと一歩で合格というレベル
・アメリカの現地語放送、アメリカのベストセラー小説を素材にして、完璧に理解できるように勉強していくハイレベルのクラスである
・このようなグループレッスンを始めたことで、英検1級プラスまでカバーし、需要範囲を広げたと考えている
■Q なぜ英検にこだわっているのですか?
◇A
・英検は、英語の読む、書く、聞く、話すという4技能をバランスよく測定するという意味で最も優れた試験だと考えています
・問題文の質も高く勉強になります
・英検の試験問題は最強の英語学習教材だと評価しています
・年に3回あるので、学習のペースメーカーとしてちょうどよいと考えています
・内容について、幅広い分野を学ぶことができる
・TOEICはビジネスオンリー、通訳案内士試験は観光ガイドと限定される
■Q 本格的に英語の勉強を始めたのはいつですか?
◇A
・1995年の年初に大病で2か月間入院。退院後に2週間の中国ツアーに参加。
・自己紹介の際に、会社での肩書以外に自分を語るものがないという事実に愕然とした。
・数名の会社員が名刺を配りながら自己紹介していたのに驚いた。
・英語が得意なはずなのに、大学2年生(20歳)で取得した英検2級の合格証しかなかった。
・英語の資格試験を受けて自分の実力を証明するものをつくろうと決心した。
・1997年から種々の英語資格試験に挑戦を始めた。
・英検をはじめ、国連英検、TOEIC、商業英検、工業英検、通訳検定等など。
・1997年6月、英検準1級に高得点に合格するも、秋の英検1級1次試験で不合格。
・1998年6月、英検1級1次、2次に合格(当時は英検は年2回)。
・以来、ほぼ毎回英検を受け続けている。
1次、・2次試験累計で合格数は約100回になる。
■Q 英語の勉強は好きでしたか?
◇A 中学、高校、大学の英語の成績はよいほうだった。会社でも英語セミナーでアドバンスと認定されていた。
■Q イギリスで仕事をされていたということですが、英語力は向上しましたか?
◇A 5年現地に滞在した。かなり英語に慣れたという感覚はある。英語力という点では、大きく成長したとは思えなかった。仕事や生活に支障のないレベルであった。
■Q 英検1級道場を始めたきっかけは何でしたか?
◇A
・2001年都内の英語学校で週末のみ、英検1級・通訳ガイド試験対策のクラスを担当した。
・クラスは20人程度が在籍していたが、生徒のレベル差がありすぎて指導が難しかった。
・また高額でもあり、双方に不満が生じてきた。
・地方からの参加者にとっては負担が大きかった(新幹線通学、CD送付による自習など)。
・マンツーマンの指導が望ましいと考え始めた。
・当時は珍しかったが、インターネットを活用したオンラインレッスンが可能ではないかと考えた。
・英語学校の経営者と意見が合わなくなり、独自の指導を探る方向に転換した。
・またパナソニックを早期退職し、中堅企業に転職。時間的な余裕が生まれた。
■Q これまでの生徒数はどのくらいですか?
◇A 累計で1200名。リピーター、継続受講者(最長は13年目)が多数。
■Q オンラインレッスンのメリットとデメリットを教えてください
◇A
<メリット>
・インターネットがつながる環境があれば、世界中どこからでも受講が可能である。
・時間の活用がフレキシブルであり効果的である。通学時間不要。自分の都合で決めることができる。
・料金を安くおさえることができる(場所代や余分な固定費が削減できる)。
・教材費をおさえることができる(基本的に無料)
・教材や情報の即時対応が可能である
・録画が可能なので、繰り返し復習ができる
<デメリット>
・通信環境が悪いとストレスになる(つながらない、音声が切れるなど)
・マンツーマンなので気を抜く時間がない(お互いに)
・カメラオフでは表情の変化が読み取れず、理解度が図れない
・停電やネットダウン、コンピュータの不具合などによりレッスンができないことがある
■Q 生徒の概況について教えてください
◇A
・マンツーマンレッスンなので、6歳から74歳までの受講者がいます。普通の学校であればありえない状況です
・受講歴の最も長い方は、13年目。
・相性や考え方が合わずにやめていった(もらった)方も数名います



