英検1級道場ー2025-1英検1級1次試験の解答順と時間配分

山中昇

山中昇

テーマ:英検1次試験に関する情報

いよいよ2025-1英検1次試験が近づいてきました
ある受講生から質問がありました

「試験の解答順と時間配分について下記でよいか、教えてください」

受講生の提案した解答順は以下の通りです
・単語10分→要約20分→英作文20分(合計50分)
・残り50分で読解問題4問を解く

私から次のように答えました

以上のような時間配分で解答できれば理想的
だが、できない可能性が高いと思われる

Wに40分と決めてしまったら、要約に30分かかったら、英作文10分ということになる
この時に、英作文を切り上げて読解問題に取り組むという選択肢はない

もし、単語、要約、英作文の順で70分かかった場合にどうするかを考えておくべきである
(現場で慌てふためくことになる)

要約と英作文を優先することは正しい(書いてないと点数にはならないので)

単語と読解はマークシートなので、選択肢から適当に選ぶことができる(塗り絵ができる)

読解問題に30分しか費やせないのであれば、
4問全部を読み流して解答する
あるいは、4問のうち1~2問は読まないで選択肢のみを選び、2~3問を精読して解答する
いずれかを決めた方がよいと考えます

私の推薦する解答順と時間配分は以下の通りです
要約25分→英作文25分
→単語10分(大問①)
→読解40分(大問②2問で15分、大問③2問で25分)

つまり、Wを先に片づけてからRに取り組むということです
Wが早く終われば、Rに余裕ができます

私は、2024-1、2024-2、2024-3ともに、R→Wの順番通りでやりました
いずれもRの終了時点で50分残っていました
1回目、2回目は要約、英作文各25分ずつ、かけることができました
3回目は時間管理を怠り、要約40分、英作文10分という大失敗をやらかしました(時間のかけ方と成績は真逆でした)

英検1級1次試験の結果には、試験での時間管理が大きく左右します
事前に時間配分については、しっかりと作戦を立てて取り組みましょう

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算90回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

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