英検1級道場ー2024-2英検「準1級」1次試験要約問題の研究-事実に基づいて分析し、合格点を取るための秘訣を明かします!

山中昇

山中昇

テーマ:英検1次試験に関する情報

10月9日の記事で、2024年度第2回(10月6日実施)英検1級1次試験の要約問題を分析ました

今日は、前回と同様のやり方で、準1級要約問題を検討してみました

■要約問題の問題文のポイントは以下の通り

◎第一段落
・アメリカ政府は長年、宇宙探検に予算を使い、重要な科学的データを集めてきた
・民間企業も宇宙開発をするべきであり、政府がそのような民間企業に出資するべきだという意見がある

◎第2段落
・こうすることで民間に恩恵をもたらす
 ・宇宙探検事業で得られた技術を、高品質な民生品開発に応用できる
 ・政府機関がやると時間がかかるが、民間にやらせると研究開発がスピードアップする

◎第3段落
・このやり方に反対意見もある。宇宙探検に関する国際的な取り決めが十分なされていない中で民間にやらせると、宇宙探検で得られた成果(土地など)を私有化するなどの問題を起こす可能性がある


■英検解答例に書いてある内容は上記のポイントをまとめたものとほぼ同じです

■英検の解答例では、本文のキーワードは使いつつも、文字数を以下のように減らしていました

      本文の文字数 要約の文字数
 第1段落    54字 → 18字    33%
 第2段落    83字 → 29字    35%
 第3段落    60字 → 21字    35%
 合計     197字 → 68字    35%に短縮

■以上の検討から、要約問題で高得点をとる秘訣は下記のようになると考えられます

①段落ごとに正確に読み、要旨をまとめる

②基本的に段落の要旨を1センテンスで書く。 ただし字数制限があるため1センテンスにせざるを得ないというだけのことで、1センテンスでなければ減点されるという意味ではない 。

③本文のキーワードは使いながら、できるだけ自分の言葉に置き換えて書く *2024-1の例ですが、本文の結論部分を抜き出して、そもまま貼り付けたような要約は2/2/2/2がつけられています!



2024-1の要約問題についても、同様の観点で検討しましたが、まったく同じことが言えます

要約問題は92点満点で16点を占めますし、要する時間も最低でも20分が必要です

対策に苦労している人はコンタクトください
コツをつかめるまでしっかりとサポートします

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下記は、受験した多くの人から聞いた話をまとめたものです
・要約→作文→単語→読解の順番で解いた
 *単語と読解は「塗り絵」ができるが、要約と作文は書かないと点数がとれない!

・要約と英作文で50~70分以上かかってしまった

・このため、読解の1-2問は読む時間がなかった

・単語と読解は4択から選ぶ形式なので、マークシートに適当に「塗り絵」した
 確率からすると25%は当たる!(運が悪ければ全滅もありうる)

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験に通算85回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom使用)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問につき、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

山中昇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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