英検1級道場-格好悪く、不都合な自分と直面することが成長のための第一歩です
英検1級道場のコラムには、ChatGPTを活用したという記事を多数掲載しています
英作文や要約の指導をしている中で、受講生から送られた英文を見ると、違和感を感じることがあります
ところが、純粋な日本人である私には、十分な説明ができないことがあります
そこで、ChatGPTに助けを求めます
純粋なアメリカ人と以前、下記のような話をしました
■日本人からよくある質問
「なぜ、この英語表現ではいけないのですか?」
「正しい表現ではどうなるのですか? 体系的に教えてください」
ところが、言葉では説明しようがない、ということが多々あるのです
■私もアメリカ人から聞かれたことがあります
「『今日は牛肉が食べたい』というのは文法的におかしいはず。なぜ、そういうのか?」
とっさに出た答えは
「そういうのだからしかたがない。日本ではそういうのだ」となります
それでは納得してもらえません
正しい説明は以下の通りのようです(他にもあるかもしれません)
①日本語では主語が省略されることが多い
②日本語では協調したい場合には “が” を使うことがある
このようなことは咄嗟には浮かびません
そのため、以上のような説明をChatGPTに聞くと上手に解説してくれます
英語の場合はなおさらです
以上のような説明できない質問を受けたときには、AIを活用すべきだと思っています
とはいえ、AIの解答をそのまま鵜呑みにしていはいけません
自分の経験や知識と照らし合わせ、正しいかどうか、理解できるかどうかを検証すべきです
これまで活用した結果からみると、正しく質問すれば正しく答えてくれることがわかっています
逆に、質問が曖昧であれば曖昧な答えしか返ってきません
質問の仕方が問われるということです
英検1級道場では、AIを積極的に活用しながら効果的なレッスンを提供していきます