英検1級道場-2024-1新傾向要約問題登場-試験問題の取り組み順と時間配分について質問が届いています
07/13に下記の記事を出しました
準1級はどうなのかという質問があったので、下記の情報をシェアします
当方は大半が1級の受講者なので、準1級のデータが3件しかありません
1級と同じく、採点は 要約<英作文 と言えるようです
■準1級 合格点1792、満点それぞれ750X3=2250
R L W 計 英検バンド
617(23/31) 625(20/29) 607(22/32) 1849(65/92) GP1+3
要約10,作文12
610(22/31) 588(15/29) 607(22/32) 1805(59/92) GP1+1
要約10,作文12
574(16/31) 595(16/29) 579(20/32) 1748(52/92) GP1ー2
要約8,作文12
---------------------------------------------------------
2024-1(6月2日会場試験)英検でリニューアルが実施され、3級以上で変化がありました
読解問題が1問減り、その代わりに要約問題がwの範疇でくくられることになったのが最大の特徴です
英検1級で、11人の受講者のwの点数内訳を調べたところ、1人だけ要約と英作文が同点、あとは要約<英作文でした
点数順に並べます(トップ3人が合格)
w合計(満点64) 要約(満点32) 英作文(満点32)
55 27 28
54 27 27
51 25 26
50 23 27
48 23 25
46 18 28
45 22 23
41 18 23
36 16 20
31 14 17
30 08 22
推測されること(可能性)
・要約の方が採点基準が厳しい
・内容は完璧に理解できていたのに点数が低かった人の中に、下記の理由でXを食らったと思われる人が居ます
①できるだけ自分独自の表現で書こうと努力したために論旨が間違って表現された
②3つのセンテンス(段落ごとに一文)で書かなければならないという思い込みがあり、文章構造を複雑にしすぎて理解不能な文章を書いてしまった
大事なこと:
・論旨を正確にとらえ、何が書いてあるかを端的に表現することが基本のはずです
・一つの段落の中でもいくつかの要素が含まれていることがあるので、無理して一つにつながない
いずれにしても、要約の対策をやる必要があります
書かなければならないので、wに区分されていますが、本質的には読解問題です。読んで理解できたことを4択の選択肢の問題から正しいものを選んでいたのですが、2024-1からは理解したことを要約して書く方式に変わり、難易度が上がっています
英検1級道場では、レギュラーレッスンの皆さんに、読解問題を使い、精読するだけでなく、要約する点も含めてサポートしています
興味がある方は声をかけてください
マンツーマンで、指導します