英検1級道場-覚悟はあるか? 受講希望者への問い
常連の中学1年生男子が60分/コマのレッスンを続けています
2021年9月(当時小学5年生、インターナショナルスクール)から2年半近く受講を続けているのですが、最も熱心な受講者の一人です
この間、準1級合格、1級合格を果たしました
いつもそうなのですが、特に昨夜のレッスンでは、出題した問題に対して「完璧」と呼べる好成績を示すことができました
準1級レベルの教材を使いました
1級合格を目指す高校生以上の受講者10数人にも同じことをしているのですが、ほとんどの人が聞き取りに苦労しています。それなのに、彼だけが、飛びぬけて理解度が高いのです
リスニングの後に、テキストを読解問題として使い、英文の音読と意味を言う練習もしますが、こちらも完璧です
これは、ギリシャ神話に関わるストーリーなのですが、一例をあげると three-headed dog という単語の聞き取りと理解で大きな違いがあります
大半が次のどちらかです
①threeのeeとheadのhe、さらにheadedのedとdogのdの音がくっついて聞こえるために、簡単なのに単語自身が聞き取れない
②単語が聞き取れても、知識が無いので、イメージできない
ところが、彼だけは、単語を聞いただけで「ケルベルス」という怪物の名前を言うことができ、姿かたちも知っているのです
他の個所でも同様であり、彼は飛びぬけて聞き取り、音読、意味理解が正確で、しかも、頭が整理できているので、誰が聞いても分かる形で説明できるのです!
このほかにも、Typhonという怪物が出てきます
下記の絵の中の右の怪物がそうです
彼だけでなく、英検1級道場の受講者には、小さいころから読書が好きで、学習辞典や図鑑などを隅々まで読んでおり、大人もかなわない知識と理解力をふんだんに持っている子供が多数学んでいます
この事実から言えることは、リスニング力や読解力は、英単語や文法を勉強することは大事だが、それだけで高まるものではないということです
つまり、英単語や文法を勉強することは、リスニング力や読解力を高めるための必要条件ではあるが、十分条件ではないということです
日頃から何事にも貪欲に興味を持ち、幅広く知識を吸収する生活態度が英語力向上につながると言えると思います