英検1級道場-目下50人をマンツーマンでサポートしています
12月9日に下記の記事を掲載しました
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5150296/
これは、フェークニュースが意図的に使われた実例を紹介している記事を取扱ったものです
概略はこうです
・フェークニュースは昔から存在している
・新聞、テレビ、WEBサイトが顧客を集めるために使っている
・政治や宗教の信条を広めるために使っている
・ある新聞社が、ライバル他社が記事を盗用していないか調べるために意図的にフェークニュースを使ったことがある
・その新聞社は、口論の末(ピストルで)撃たれた男の話をでっちあげて新聞に出した
・すぐに、ライバル会社がまったく同じ記事を出した
・その記事に出てくる被害者の名前はMejek Swenekafewだが、それはWe fake newsを右から読んだ造語だったが、盗用した他社はそれに気がつかなかった
・そのために、盗用したことに対して言い逃れできなくなり、事実を認めざるをえなかった
・現代社会では、マスコミが他社に出し抜かれないように、お互いの報道を監視しあっている
・競争するときは、盗用しないように注意が必要
私は、この英検2級の読解問題を使って下記のようなレッスンをしています
①ワードの読み上げ機能を使って、ネイティブの発音の放送を通しで聞かせる
②理解したことを日本語で説明させる(全訳ではなく、断片的でもいいから理解できたことをすべてアウトプットしてもらう)
③理解度に応じて、繰り返し聞かせながら理解度を高めていく(全体→段落→センテンス→単語レベルまで掘り下げる)
④完璧に理解できるようになったら、テキストを見ながら放送を聞く(理解度に応じて繰り返す)
⑤音読させる
⑥日本語で説明させて理解を最終確認する
大事な点は②と⑥です
英語で理解できていないと日本語でもうまく説明できない
「英語ではわかっているのですが、日本語で説明できません---」という人が居ますが、これは完全に嘘です 。このことは数えきれないくらいの実験で証明されています
英語で読んだり聞いたりしたことが理解できているかどうかの唯一の証明は、日本語で説明できるかどうかです 。理解できていれば、例えば、小学2年生でも、日本語は稚拙ですが、話の筋をしっかりと説明することができます
10人の受講者と同じレッスンをしましたが、一番出来がよかったのは、中学1年生でした!
小学校は国内のインターナショナルスクール
私とのつきあいは3年
6年生の2022-1で英検1級に合格した逸材です
英語も抜群ですが、日本語もしっかりしています
知識も幅広いです
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12月9日の記事を貼り付けます
The Tale of Mejk Swenekafew
Recently, many people have been talking about “fake news” news reports that are untrue. However, such reports have been around for a long time.
They are sometimes used in order to get more people to read newspapers, watch TV programs, or visit online news sites.
People also use fake news to spread their political or religious beliefs.
However, these are not the only reasons for publishing fake news. In 1903 in the city of Clarksburg, West Virginia, fake news was used to check if a newspaper was really writing its own articles.
In the city, there were two rival newspapers, the Clarksburg Daily Telegram and the Clarksburg Daily News. The Daily Telegram’s staff believed that the Daily News’s reporters were stealing its stories.
The Daily Telegram decided to check whether this was happening. It published a fake news story about a man who had been shot after an argument about a dog. The man’s name was Mejk Swenekafew.
Soon afterward, exactly the same news appeared in the Daily News. However, the reporters at the Daily News had not noticed that the name “Swenekafew” was actually “we fake news” written backward. They were forced to admit that they had copied the Daily Telegram’s article.
These days, there is more pressure than ever on newspapers, news programs, and news websites to get more readers, viewers, and visitors. In order to do so, they need to report big news stories as quickly as possible. As a result, they are constantly watching each other to make sure they have the latest stories. However, they need to be careful not to do the same thing that the Clarksburg Daily News did.
メイク・スウェネカフェウの物語
最近、真実ではない報道「フェイクニュース」が話題になっています。 しかし、そのような報告は以前から存在していました。
これらは、より多くの人に新聞を読んだり、テレビ番組を見たり、オンライン ニュース サイトにアクセスしてもらうために使用されることがあります。
人々はまた、政治的または宗教的信念を広めるためにフェイクニュースを利用します。
ただし、フェイクニュースを公開する理由はこれだけではありません。 1903年、ウェストバージニア州クラークスバーグ市では、新聞社が本当に独自の記事を書いているかどうかを確認するためにフェイクニュースが使用された。
市内にはクラークスバーグ・デイリー・テレグラムとクラークスバーグ・デイリー・ニュースという2つのライバル新聞社があった。 デイリー・テレグラムのスタッフは、デイリー・ニュースの記者が記事を盗んでいると信じていた。
Daily Telegram は、これが起こっているかどうかを確認することにしました。 犬に関する口論の末に射殺された男性に関するフェイクニュースを掲載した。 男の名前はメイク・スウェネカフェウ。
その後間もなく、まったく同じニュースがデイリーニュースに掲載されました。 しかし、デイリーニュースの記者たちは、「スウェネカフェウ」という名前が実際には「私たちフェイクニュース」を逆から書いたものであることに気づいていなかった。 彼らはデイリー・テレグラムの記事をコピーしたことを認めることを余儀なくされた。
最近、新聞、ニュース番組、ニュース Web サイトには、より多くの読者、視聴者、訪問者を獲得するというプレッシャーがこれまで以上に高まっています。 そのためには、大きなニュースをできるだけ早く報道する必要があります。 その結果、最新のストーリーがあるかどうかを確認するために常にお互いを監視しています。 ただし、クラークスバーグ・デイリー・ニュースと同じことをしないよう注意する必要がある。