,英検1級道場-直前の申し込みあり、試験まで5回連続で受講
英検1級道場には、新規の問い合わせが引きも切らずあります。
その中でも特に多いのは、英語学習の基本姿勢についてです。
そのような方には、以下のように回答しています。
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まず、私は英検1級道場という名称にしていますが、英検合格だけを目標にして英語を教えているわけではありません。
英検は、英語の実力が伴えば、必ず合格する試験です。
英検合格のための特別の勉強、ノウハウがあるわけでもありません。
また、そのような手練手管を教えているわけでもありません。
英検は英語の総合力を問われる試験です。
Reading、Listening、Writing、Speakingの4技能がしっかりと備わっていなければ、高い級の合格を望むことはできません。
英語の総合力を鍛えるために最適なものが、英検であり、英検の教材であると考えています。
実際に英検1級、準1級合格の実力があれば、どの大学であっても英語で高得点を取ることができます。
私自身も、英語力の維持・向上を目指して受験を続けています。
(すでに英検1級1次試験は50回以上合格しています。2次試験は毎回受けてはいませんので、32回合格です)
英文法についてですが、日本の中学、高校で教える英文法は、日本での学問研究的な要素が強いため、実際の英語力には結びつかず、英語嫌いをつくる大きな理由になっています。
英文法は必要です。ただし、英語はあくまでも言語ですので、数学のように明確な答えがあるわけではありません。英語学習を進めていけば、嫌でも必要な英文法は身についていきます(身に付けざるをえません)。日本語でも同僚です。
英検の単語問題(Readingの大問1)で基本的な英文法は十分に備わります(読解の基礎です)。
英検に向けての勉強をしていけば、必要な英語力は必ず身に付きます。
英検合格にしか通用しない、などという英語の勉強はありません。
世の中には、英検対策と基礎英語の勉強は全く別物と言う先生がいらっしゃるそうですが、その発言はまったく理解ができません。
どのような根拠にもとづく発言なのか、真意はわかりませんが、完全な間違いだと言わざるえません。
(少なくとも、英検を複数回合格したり、あるいは最近の英検を受験したことがある方の発言とは思えません)
今後は英語を使えることが当たり前になり、これまでの日本の教育のように読んで理解するではなく、聞いて話して書けることが不可欠となります。
試験のための英語学習ではなく、将来に向けて使える英語学習者となるべきだと考えます。その際に、英検と基礎英語の学習などと言った分け方があるはずはありません。
これまで多くの帰国子女(現地在住者も含む)、インターナショナルスクールの学生にレッスンをし、英検準1級、1級合格まで導いてきました。
1級合格を数回果たしたり、大学合格につながったという報告も数多く受けています。
その意味で、英検の教材をもとにしたレッスンは間違っていないと確信しています。
以上のような考えにご理解いただけるのであれば、ご検討ください。