英検1級道場-格好悪く、不都合な自分と直面することが成長のための第一歩です
2020年の3月から継続して受講を続けている中学1年生(現在)がいます。
英検1級合格を目指して奮闘中です。
初回の受験では合計48点(100点満点)。
今回2022-2では合計が70点でした。
とくにリスニングにおいては驚くべき成長をしました。
細部は必ずしもわかっているとは言えないのですが、ストーリーのポイントを把握する能力が育っています。
今回大変うれしかったことがあります。
それは、長文読解2問目の太陽系の成り立ち(木星の移動によって今の地球が存在できているという内容)についての記事が出題されました。大人が日本語で読んだとしてもかなり難しい内容でしたが、彼は全問正解でした。
理由を聞くと、元々興味のあるテーマであり、英語そのものは難しかったけれども内容がわかっていたので、正解を選べたということでした。
以上の例は、人が物事を理解するという点いおいての本質が示されています。
つまり、難しい文章(日本語、英語に関わらず)であっても、情報があらかじめ頭の中に入っていれば理解できるということです。
情報源は、何でもかまいません。テレビ、新聞、本、漫画、アニメ、図鑑、博物館などなど。
脳の中に情報をもっていれば、わかります。
英語の単語を知っていて、言葉を置き換えて翻訳すればわかる、ということがではありません。
すなわち、英検1級に合格するためには、世の中の様々な事象に関して情報のストックをもっていることが大事、というよい例です。
これは年齢、職業には関係ない、ということを示しています。