英検1級道場-戦い済んで、日が暮れて(46回目) 2016-2英検1級1次試験と格闘
2022年6月5日、2022年度第1回の英検1次試験があります。
ここでも多数の記事を掲載していますが、英作文の得点が合否に大きな影響を及ぼします。
Wの得点に対するCSE(偏差値)の反映率が、Rの4倍、Lの2倍以上だからです。
(偏差値ですので、点数に対する数字は一定ではありません)
手元に、2004年度第1回から2021年度第3回の39回の英作文過去問トピックを並べてみました。
問いかけの表現は、今の試験形式(6つのポイントが提供されなくなり、自分で論旨を考える必要がある)になってから、18回あります。
このうち、
Agree or disagree~が6回。
Should~が5回。
Can~が3回。
Is ~が2回。
Are ~が1回。
Has~が1回(~があるという意味)。
つまり、YesかNoか、どちらかでずばり答えなさい、という問いかけであり、その上で、理由を3つ述べなさい。という形式です。
これら以前もほぼ同様ですが、Agree or disagreeの形式が少ないことが特徴です。
39個のトピックを眺めて気づきました。
こられを眺めてわかったのは、国内外のありとあらゆる事象が万遍なく(偏ることなく)、同じ内容に集中することもなく、出題されているということです。
意外にも、少子化、高齢化は、それぞれ1回だけしか出題されていませんでした。
一方で、スポーツでは、国際的なスポーツ大会と東京オリンピック開催について、1回ずつ出ていました。
犯罪/裁判については、4回出ています(死刑制度賛否、少年犯罪の厳罰化、投獄の有効性、犯罪抑止への取り組み)
つまり以上のことから、明日の試験のトピックの予想は不可能という結論です。
受講生と話しながら、こんなのもありかな? というのをいくつか挙げてみました。
・日本国憲法改正の賛否
・原発再稼働の賛否(原発についての言及は、2008-1。最近の状況に照らして出題されるかも)
・天皇制継続の賛否(女性天皇を含む)
・性的マイノリティへの対応
・国防力強化の必要性(核武装を含む)
・教育の無償化(高校まで)
・選挙権の低年齢化(16歳まで下げる)
・国連改革の必要性
・日本の難民受け入れの必要性
上記のことが参考になるかどうかはわかりませんが、何が出ても大丈夫なように準備して臨みましょう。
(明確な提案ができずに申し訳ありません)
英検は、たくさんのリストを見ながら、慎重に検討して出題してくるのではないでしょうか?
ご苦労様です。
参考として英作文の対策教材は多数ありますが、私はCELの田中亜由美先生が書かれた旺文社の英作文問題・参考書をお勧めします。
平易な表現でわかりやすく書かれているので、私も愛用しています。
私も明日に向けて心の準備をして臨みます。