英検1級道場-覚悟はあるか? 受講希望者への問い
連休中に、比叡山延暦寺横川を訪ねました。
比叡山にはたくさんの堂宇があり、その全体を「延暦寺」と呼びます。
つまり、「延暦寺」と看板がついているお堂や寺の建物はありません。
「延暦寺」は、東塔、西塔、横川の3つのエリアに分かれています。
そして、横川は、写経信仰の発祥地と呼ばれています。
本堂の中に、大きな表札がかかっていました。
たいへん興味のある内容でしたので、写真に撮りました。
写真は下記をご覧ください。
表札にこう書いてあります。
この横川で慈覚大師円仁和尚が安穏なる国、我が身の往生極楽を願い、お経を浄書(写経)されました。
お経というものは、まず受持(じゅじ)、小さい声ですらすらと読めるようにお稽古しなさい。 受持ができれば、読誦(どくじゅ)。大きい声でお唱えなさい。 ついで、解説(げせつ)。意味を知りなさい。 受持(じゅじ)、読誦(どくじゅ)、解説(げせつ)ができれば、いちばんの功徳になります。 書写、すなわち、お写経をしなさい。 と教えられています。
(以下略)
英語の勉強も同じです。
私はレッスンで、音読を奨励しています。
意味はその後、ひとりでについてきます。わからなければ、私がサポートするというスタイルをとっています。
ちなみに、音読できるスピードとリスニングのスピードは相関関係があることが日々のレッスンでわかっています。
英文を目で見て、口で発音し、それを耳で聞き、頭の中で意味を正確に理解する。 そして、理解したことを口に出してみることで理解を確認する。
この一連の流れで記憶が確かなものになります。
お札を見ながら、そのようなことを考えていました。