英検1級道場-恐るべし中学1年生 1級単文集1200問完遂!
英検1級道場では、単語力得点の向上のために、英検の過去問を集めていれたスタイルで編集したテキストを使っています。
これを学習したうえで、テスト形式(正解と抄訳を外した問題集)でチェックをし、理解を確認するようにしています。
つまり言葉として正しい使い方を覚えていくやり方です。
単語を単語帳で、あるいは単語を単語カードで、1対1対応の単語の置き換えで覚えるような方法はとっていません。
短い用例で単語の使い方を理解するのが、コツです。
その際に、その場のシーンをイメージすることも大切にしています。
人間の脳は、ランダムなものを覚えるのは苦手です。
イメージで記憶すると忘れにくくなる、ということは最近の脳科学でも実証されています
この方法は、革新的なものではありません。
当たり前のことを当たり前にやるだけのことです。
英検1級道場には、多くの人が1級に太刀打ちできないと飛び込んでこられます。
詳細にチェックすると、1級に合格できないのではなく、実は準1級がボロボロであることが多いのです。
こういう人は1級が合格できないのは当然です。
誰にでもわかる簡単な理屈ではないでしょうか?
準1級で合格はしたものの、たまたま英作文の点数が予想外によかっただけで、単語は10点くらいという人は、1級の単語問題はまったく歯が立ちません。
そのような状況なので、まずは準1級の過去問を500~1000問徹底的に練習させます。
準1級の問題で完璧に100点がとれるくらいまで学習させ、その後に1級の問題を学習させるようにしています。
芸術でも、スポーツでも、基礎ができていないと高度な動きはできません。
勉強も同様です。
単語力強化については、下記のような記事も出しています。
参考になさってください。
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5104955/
英検1級道場では、1級受講者のために、1710問の過去問を集めて編集したものを使い、勉強してもらっています。
昨日は、1710問の英検1級過去問を自分で解いてみました。
即答できなかったものは1問もありませんでしたが、①選択に一瞬迷う、②正解は見つかるが適切な日本語が思い浮かばない、③文章に書いてあるその場のイメージができないなど、あてはまるものが189問ありました。約11%です。
私の場合、1710問の過去問をやって100点を採れるが、それでも、11%は完璧ではないということになります。
今日のレッスンで、ある受講者にこれら11%の難問に挑戦してもらいました。
正解入り、抄訳入りで理解をチェックしましたが、即座に回答できたのが20%程度、80%以上の単語に苦労している様子でした。
英文を読んで即座に理解できる(イメージできる)なら、完璧に理解できている証拠です。
その受講者には、このことを伝えて、さらに努力するように伝えました。
ちなみに、パス単で独学してはどうか、という質問がよくあります。
私は、パス単で勉強しても6割程度しか得点できない、やらないよりはいいが、完璧でないと伝えています。
詳細は下記は記事をご覧ください。
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5103562/