英検1級道場-今日、48回目の1級一次試験を受けてきました
2021-3(2022年1月23日実施)英検1級リスニングパート1を研究しました。
特徴が一つあります。
2014年頃から英検1級のパート1は、10門中8問程度が過去問とまったく同じでした。
テキスト、アナウンサー、設問、選択肢が完全に一致しています。
今回2021-3では、設問1から8までが新規でした。
(ただし、作り直してはいますが、内容は過去のものの焼き直しと言えます)
9番は、2012-2の9番と同じ。
10番は、2009-1の10番と同一でした。
試験問題が過去問と同一であることは、英検の質を低下させるということで警鐘を鳴らしてきました。
今回その声が届いたのかもしれません。その点はとても評価しています。
受講生には、過去問を徹底的にやらせています。
すでに同じものが1~2問出たという報告は来ています。
ほぼ全員が8点以上とっているので、内容に少し変化があったとはいえ、基本的には似たり寄ったりの問題でした。
過去問で鍛えるということが正解だと感じました
いずれにしても、過去問を使い、徹底的に練習することが高得点につなげる近道であることに間違いはありません。
他の級は研究する時間がありませんが、おそらく同じようなことが起こっている予測できます。
ざっと目を通したところ、英検1級パート2は、これまでと同様に新規の問題でした。
いつも感じていることですが、英検の試験問題はとてもすばらしい、最高最強の教材です。
世の中には、たくさんの英語教材がありますが、英検の過去問はどれよりも価値があるものだと断言できます。
一部には受験料が高いという話もありますが、この金額で英語の勉強できるのだと考えれば、十分割に合います。
英検を通じて、英語力向上にぜひ役立てていただきたいと思います。